「こどもの詩」

川崎洋編 文春新書 からの引用

 

ぼくのたからもの   染谷修平(東京・小2)

 

こまったな どうしよう

あした 学校に

たからものを

もっていかなくちゃいけないんだ

それでおはなしもするんだって

だけど

ぼくのたからものは

まきちゃん(妹)なんだもん

 

 

 

アゲハチョウが飛んだ    長谷川 萌(神奈川・小5)

 

朝 教室に来ると

ガヤガヤ みんなの声

飼育係が毎日そだててきた

アゲハのさなぎが

ついに チョウになったんだ

もう 羽がかわいている

給食 そうじ そして五校時

いよいよ アゲハの出発式

飛べ 飛べ 飛んだ

自然に中へ見えなくなった

アゲハに はく手をした日

 

 

 

 

アリ 本多弘和(北海道・小4)

 

アリの力は小さな力

だけどいっぱいあつまると

すごい力になるんだよ

おっきないえも

ほれるんだ

地きゅうだって

もてるんだ

 

 

★zekkoutyou

これらの詩を読んでいると、こころがふわっと軽くなるような気がします。

お休みの日にぴったり♪