人生を変える思考スイッチの切り替え方 アドラー心理学④

八巻秀 監修 ナツメ社 参考文献

 

≪劣等感をバネに変える≫

 

・劣等感は健全な心の働き

 

劣等感は誰もが持っている。

劣等感を感じるのは、健全な心の証。

悩む必要はなし。劣等感を感じる自分を好ましく思うくらいでよい

 

・劣等感を上手に使う

 

例)出世した同期をうらやんで劣等感を感じた場合

 

「追い抜けるように、新しい企画を考えよう」

「負けない得意分野を他につくろう」等、

自分を高めるための目標を新たに設ける。

これがアドラーのいう「優越性の追求」

そして努力を続けたら「ここまでがんばれた」と自分を認める

努力しても挫折や失敗は起こるもの。

結果や周りの称賛ばかりを追い求めると劣等感は必要以上に膨張してしまう

結果よりも過程を重視しよう!

 

劣等感を上手に活用して、自分を勇気づけ、成長させていこう!

 

失敗は成長の卵

次はどうすればよいか、を考え、新な成功の道を踏み出す知恵と勇気を得よう

 

人間関係の挫折や失敗でも、「がんばって難しい人間関係に挑戦した自分は偉かった」と次の人間関係に向け自分を勇気づけるようにしよう!

★まず、劣等感は健全な心の働き、というフレーズにほっとしました。

どうしても、持ってはいけない感情、のようにとらえてしまっていたので。

やはり、きめ台詞は「次はどうする?」ですね。

人生を変える思考スイッチの切り替え方 アドラー心理学③

八巻秀 監修 ナツメ社 参考文献

 

≪不幸自慢に気づく≫

 

・自分は不幸を必要としていないか?

「小学校でいじめられたから性格がゆがんじゃったよ」

「家が貧乏だから行きたい大学へも行けず、浪人もできなかった」

など自分の不幸を話のネタにしている・・・不幸自慢

 

「俺ほど上司にめぐまれないやつも珍しいよ」

「プロジェクトチームができると、必ず相性の悪い奴がいる」

これらは、想い通りにいかない人間関係や仕事を不幸な境遇のせいにした発言

自分を正当化するために、不幸を必要としている

 

・過去の自分から一歩ふみだす

 

人間関係や、それに基づく仕事がうまくいっていないとき、不幸や不運のせいにしても状況は好転しない!

まずは自分を変えること!

建設的な人を目指し、自分も周りも勇気づけることを考える!

 

同様に、

過去の不幸を振り返っても仕方ない。

過去を引きずっている人は「このままの自分」でいたほうが楽だと考え、自分で変わらないという決断をしているのだ。

 

そのままでは不幸のまま。

「自分で恵まれた環境をつくる」

「恵まれていなくてできなかったことを、今から始める」意思を持つ!

 

ライフスタイルは変えられるのだから・・・

 

★zekkoutyou

過去を引きずっている人は「このままの自分」でいたほうが楽だと考え、自分で変わらないという決断をしているのだ。・・・・これは過去を引きずっている人にとってキツイ言葉に感じます。

でも、「ライフスタイル」(人間の性格のもとになるもの)は変えられる、となれば過去にとらわれず、未来の目的に向かっていく自分になった方がいいですよね。

人生を変える思考スイッチの切り替え方 アドラー心理学②

八巻秀 監修 ナツメ社 (参考文献)

 

≪怒りはコントロールできる≫

 

・怒りは相手に対して起こる感情

たとえば「書類作成を急ぐ」のであれば怒りは必要なし

約束は守るべきだと伝えるにせよ、書類作りに今からどう立ち向かうかを依頼した相手と考えるべき

 

怒るよりまず、優先すべきことに立ち返る!

 

怒りは自分で捏造していることも少なくない

 

「今、何をすべきか」という相手とのコミュニケーションに力を注ぐことで、怒りをコントロールできることを知ろう!

 

・怒りの主な目的(怒りには必ず目的がある)

  部下が仕事の報告をしておらず、上司が激怒しているとしたら、そのときの上司の目的は

 

 主導権をとりたい・・部下にばかにされないため

 支配したい・・・・・部下を思い通りに動かしたい欲求

 権利の擁護・・・・自分の思い通りに仕事がすすまなかったことを主張するため

 正義感の発揮・・・・報告しなかったことを責めるため

 

・一次感情を伝える

 

怒りの根底には、不安、悲しみ、さみしさ、落胆、心配、くやしさなどといった感情がかくれている(一次感情)

 

怒りは二次感情。

 

怒りは決して、そのものが単独で発生することはない。

怒りがわいたときは、一次感情を探る!

一時感情が明確になれば、怒りの目的を探ることも容易になる

また、怒りにまかせて怒鳴るのではなく、落ち着いて、一次感情を伝えるようにする。

 

例)大事な会議に遅刻した部下に

 「大事な会議だと伝えたのに遅刻するなんて、がっかりしてしまったよ。これを続けたら、社内の信用を失ってしまうよ」

・・と声を荒げずに伝える。

 

★zekkoutyou

自分の目的のために、怒りをつかわないですむように・・・。

怒りはコントロールできる、

ということを知っているだけで違う気がします。

 

そして、一次感情を伝える。

心配だよ、がっかりしたよ、悲しかったよ、・・・

気持ちを伝えることができるのなら、怒って怒鳴る必要はないですものね。

人生を変える思考スイッチの切り替え方 アドラー心理学

八巻秀 監修 ナツメ社 (参考文献)

 

アドラー心理学は、たとえばこんな人に効く≫

 

「勇気の心理学」といわれるアドラー心理学は、あらゆる人の生きるヒントになります。特にアドラー心理学を学んでほしいのは以下のような人たち

 

・つい感情的になってしまう

  ささいなことで部下を怒鳴る。恋人に強くあたる、といった人。

  「怒る」という感情について見つめ直しましょう

 

・なんでも人のせいにしがち

  「部下に恵まれない」「同僚が非協力的」と愚痴を言う人。

  思いどおりにいかないことを人のせいにしていませんか

 

・自分はダメな人間だと思う

  身長が低い、イケメンじゃない、気が弱い、といった劣等感は、実は人としては当たり前の感情なのです。

 

・なんでも一人で抱え込んでしまう

  仕事を一人で抱え込んで残業続きと言う人。

  上手に人にお願いできたら・・と思いませんか

 

・うまく自分の意見が言えない

  争いが苦手で人の意見に従ってふりまわされてばかりいて、周りに振り回されている、と言う人。

  意見を主張する方法を工夫しましょう

 

・どうしても嫌いな人がいる

  苦手な上司やクライアントとうまく付き合えないと困っていたら視点を変えてみましょう。

 

アドラー理論に基づけば、あらゆる人間関係の悩みを克服できるはず!

 

★zekkoutyou

アドラー心理学には興味があって、図書館に行くと1つは選んで借りています。

自分にも他人にも「勇気づけ」をしたいので、今週はこれを読んでいきます。

アドラー心理学に学ぶ「勇気づけ」実践ガイド⑤

佐藤丈著 明治図書 が参考文献です。

 

学ぶ意欲を引き出す4つのこと

 

①少し頑張ればできる課題を設定する

 すべての子どもに「少し頑張ればできる課題」を設定するのはとても無理。しかし、配慮と工夫により学力差にできるだけ対応しようとするか、構わず授業するかでは、大きな差が生まれる。

 

②失敗から学ぶように勇気づける

 日頃から失敗から何を学んだかを子どもたちに問いかけること

 教師自身が自分の失敗について語り、そこから何を学びどう変わったかを示していくことが勇気づけとなる

 

③他の子どもと比べない

 その子が、何をできるようになったのか、目標に照らしてどれくらい達成できたのか。

 

④教え過ぎず考えさせる

 必要十分な知識と考える時間が保障されれば、子どもたちは教師が考えている以上に深く考え、主体的に学ぶはず。

★zekkoutyou

教え過ぎず考える時間を保障する・・・・これは私が担任のときに大切にしてきたことです。

「教える」とき、人は一番深く理解する。

ならば、子どもたちがたくさん「教える」経験するべきです。

教師が、子どもたちを信じて任せることができれば、子どもたちは「授業をうける」のではなく「授業で学びとる」学習の主体になります。

アドラー心理学に学ぶ「勇気づけ」実践ガイド④

佐藤丈 著 明治図書 が参考文献です。

 

≪学ぶ意欲を引き出したいとき≫

 

学ぶ意欲をくじく4つのこと

①少しがんばってもできない、わからないことをさせられる。

 あまりにも簡単すぎること、わかりきっていることをさせられる。

 

②失敗や間違いを責められる

 だめじゃないかと叱られたり、指導者がいらだったり、「違いまーす」と言われた   りしたとき

 

③他の子どもと比較される

 

④考える余地を与えられず教えられる

 学習ないようが多く、時間を保障できない学校ではカリキュラムをこなすことが優先されることも。自分で考えてわかるという学びの醍醐味を味わうことができない。

 

 

★zekkoutyou

教師はみな、学ぶ意欲を引き出したいと思っているはずなのに、この「学ぶ意欲をくじくこと」はよくありがちで、耳が痛いです・・・。

アドラー心理学に学ぶ「勇気づけ」実践ガイド③

佐藤丈 著 明治図書 が参考文献です。

 

≪共感≫

 

「相手の目で見、相手の耳で聞き、相手の心で感じる」

これこそアドラーの「共感」の定義。

 

勇気づけの基本は「共感」

自分の気持ちをわかってもらえたというだけで、大きな勇気づけとなる場合がある。

 

例)テストで30点をとり、答案を丸めてしまった子がいた場合

 

「今回のテスト、くやしかったみたいだね」

「うん」

「30点、どこができていた」

「最初の計算問題」

「計算はできたんだ」

「うん」

「どうしてできたの?」

「だって、宿題でドリルをしていたから」

「そうだよね、ドリル、ちゃんとやっていたもんね。計算はよくわかった?」

「はい、わかりました」

「本当は、もっととりたかったよね」

「はい60点は」

「お、60点、次はとれるといいね。どうする?」

「文章問題も、少しはできるようにする」

「それはいいね。文章問題はどうしたらできるの」

「聞かれていることに線をひく」

「なんだ、大事なことわかっているんだね」

「はい、次はがんばります」

「何かわからないことがあったら何でも言ってくださいね」

 

・・・・

この会話の中で教師は一度も子どもをほめていません。

もちろん叱ってもいません。

できていることや過程に注目して、困難を乗り越えるよう勇気づけています。

もちろん、このようにうまくいきことはまれでしょう。

しかし「お手本」を自分のものにしておくことで、いつでも自分の指導を振り返ることができます。

そして自分自身も勇気づけていくのです。

★zekkoutyou

ほめも叱りもせず、勇気づける。

難しいので、このように「手本」があるとありがたいです。