2022-11-01から1ヶ月間の記事一覧

教師の作法 指導

野口芳宏著 さくら社 参考文献 正対正視して話す 誰が相手であっても話すときは真正面から目を見て② ●短く、端的に、ズバリと話す 子どもの理解度を高めるための話し方 それは短く、端的に話すこと。 「マルの多用、点の節約」と私は呼んでいますが、言いた…

教師の作法 指導

野口芳宏著 さくら社 参考文献 正対正視して話す 誰が相手であっても話すときは真正面から見て ●目を見ることで意識がつながる クラス全員に話しかけるときも、必ず正面から向き合い、一人ずつの顔を見る。 これは指導における大切な原則です。 正面から対峙…

教師の作法 指導

野口芳宏著 さくら社 参考文献 ≪学ぶ楽しさを教える≫ 基本のようでいて、実は一番難しい課題 指導における究極の目標 ●「学び続ける教師」だけが教える資格をもつ これは指導の原則であり、私自身への自戒の言葉でもあります。 忙しいから疲れているから、と…

教師の作法 指導

野口芳宏著 さくら社 参考文献 原理原則で叱る 子どものためと言いながら保身のために叱っている場合も多い ●絶対に許さない三つの行為 私はあまり子どもたちを叱りません。 授業中の誤答やテストの失敗は、前項でお話したように、むしろ褒める対象になりま…

教師の作法 指導

野口芳宏著 さくら社 参考文献 ●人の役に立つ人間に育てるのは教師の義務 「学習指導要領」には教師なら誰もが目を通しておくべきですが、「教育基本法」はきちんと読んだことがありますか。 とても短い法律ですが、意外に読まれていません。 第1条 教育の…

教師の作法 指導

野口芳宏著 さくら社 参考文献 教育者として感化する ~究極の教師像とはどんな姿か立ち止まってそれを考える~ ●理想の教師像を持つことが心の杖になる 教師になりたての頃はほとんどの教師が大きな理想と情熱を持っています。 しかしその気持ちは多忙な日…

教師の作法 指導

野口芳宏著 さくら社 参考文献 ●クラス全員に意見を言わせる方法 子どもの理解度を知る「診察」のカギは「発問」です。 しかし練り上げられた発問を用意しても、授業時間内に全員に意見を言わせることは不可能ですし、なかなか口を開かない子どもや、授業自…

教師の作法 指導

野口芳宏著 さくら社 参考文献 ●自分自身の生き方で他の人に影響を与える「教育」 指導よりもさらに大きな概念となるのが「教育」です。 私はこれまでさまざまな人から教育を受けてきました。 父親、母親、小学校の先生、先達の教師の方々、書道を通じて人生…

教師の作法 指導

野口芳宏著 さくら社 参考文献 ●自らの行動と姿勢で相手を目標に導くのが「指導」 学習能力を高めていく授業はむろん「指導」の一部です。 が、身なりを整える、丁寧な言葉遣いを心がける、自分が悪いと思ったら素直に謝る、さらに給食の食べ方や掃除のやり…

教師の作法 指導

野口芳宏著 さくら社 参考文献 ≪違いを知る≫ 「授業」と「指導」と「教育」 それぞれ異なる意味と目的がある ●学力を形成するのが「授業」、目標に導くのが「指導」、人格を育てるのが「教育」 似ているようで異なる3つの言葉と概念。 まずこれをきちんと整…

困った児童への言葉かけと指導

赤坂真二著 学陽書房 参考文献 困った子どもへの対応のポイント ⑤「解決すること」よりも、まず「寄り添うこと」 「困った子ども」の指導は手がかかります。 なるべく早く解決したいのが本音でしょう。 しかし、解決をあせると、大切なものを見失ってしまう…

困った児童への言葉かけと指導

赤坂真二著 学陽書房 参考文献 「困った子ども」への対応のポイント ④適切な行動を教える 適切な行動に注目するだけでは、不十分です。 適切な行動に注目すると言っても、子どもが適切な行動様式をもっていなくては、見つけることができません。 子どもが現…

困った児童への言葉かけと指導

赤坂真二著 学陽書房 参考文献 「困った子ども」への対応のポイント ③適切な行動に注目する 子どもがほしいのは注目や関心です。 ふだん、子どもが適切に行動しているときは、特に何の声かけもしないのに、問題行動をしているだけ、叱ったり注意したりして関…

困った児童への言葉かけと指導

赤坂真二著 学陽書房 参考文献 「困ったこども」への対応のポイント 2 不適切な行動に注目しない 次にすることは、子どもの問題行動、気になる行動に注目しないことです。 注目することは、魅力的な「報酬」です。 ただ、問題行動を見かけたら、注意するな…

困った児童への言葉かけと指導

赤坂真二著 学陽出版 参考文献 「困った子ども」への対応のポイント ①子どもの目的を考える 子どもの問題行動に対応するときに、まず子どもの目的を考えます。 「なぜこうするのか」ではなく、「何のためにこうするのか」を見極めます。 目的を判断するとき…

雑記」

先日、「誰も知らない小さな国」を大人になって読み直しました。 1冊読んだら面白くて、続きの 「まめつぶほどの小さな犬」 「星から落ちた小さな人」 「小さな人の続きの話」 を一気読みしました! 「小さな人の・・」・の前に 「不思議な目をした男の子 が…

誰でも成功する児童の叱り方のキーポイント

中嶋郁雄著 学陽書房 ≪冷静さを保つ≫ 大切なのは毅然とした態度 教師が真剣な顔をして名前を呼ぶだけで、ほとんどの子どもはドキリとするものである。 「〇〇君、ちょっとここまで来なさい」 優しい口調であっても、真剣な表情でこのように呼べば、子どもは…

誰でも成功する児童の叱り方のキーポイント

中嶋郁雄著 学陽書房 参考文献 以前にも参考にさせていただいた本です。 今、自分が気になっていることを選んで引用します。 ≪「人」ではなく「行い」を叱る≫ 「願い」があるか確認する 「罪を憎んで人を憎まず」ということわざがある。 子どもを叱る場合に…

スロージョギング健康法

田中宏暁著 朝日新聞出版 参考文献 ゆっくり走るだけで、脳と体が元気になる! ≪スロージョギング、走り方のコツ≫ 1 ニコニコペースで走る ・疲れないスピード。初心者は時速4~5キロ 2 足の指の付け根で着地する ・足の指のつけねあたりで着地するフォ…

一斉授業10の原理100の原則

堀裕嗣著 学事出版 参考文献 〈⑨一貫した指導を行う〉 教師がいかに最初に示した姿勢を堅持するか、ということこそが大切。 〈⑩他教科との関連性を意識する〉 今、授業でやっていることが、他教科とどのように関連性をもっているかを知り、それを踏まえて授…

一斉授業10の原理100の原則

堀裕嗣著 学時出版 (参考文献) 〈⑥活動の規模を指定する〉 ・例)詩の解釈を話し合う「8分。何が何でも、頭をフル回転させて四人で新しい発見をするんだ」 ・例)作文「181字以上200字以内」と指定 〈⑦定着度を確認する〉 ・教えた内容、扱った内容…

一斉授業10の原理100の原則

堀裕嗣著 学時出版 参考文献 ≪⑤学習活動を仕組む≫ 「空白をつくらないこと」を中心に全体に目配りすることを力説してきました。 しかし、これはあくまで、教師が知識・技術を伝達しようとする場面でのことです。 全体を意識して空白をつくらなければ45分~…

一斉授業10の原理100の原則

堀裕嗣著 学時出版 参考文献 ≪基本として身につけたい10の原則≫ ③空白をつくらない ・重要でない質問をした子を突き放すこと ・机間巡視中に一人の子につきっきりにならないこと これは一斉授業において 「全体に空白時間をつくらない」ため 作業すること…

一斉授業10の原理100の原則

堀裕嗣著 学時出版 からの引用です。 ≪基本的に身につけたい10の原則≫ ②常に全体を意識する 机間巡視中のことです。 子どもが質問してくることがあります。 全体にかかわるような重要な質問ならば、全体の前で取り上げます。 「みんなちょっと鉛筆置いて。…

一斉授業10の原理100の原則

堀裕嗣著 学時出版 参考文献 ≪基本として身につけたい10の原則≫ ①一時に一事を伝える 「鉛筆を置いてください」と言って、全員がペンを置いているか確認する。 「姿勢を正してください」と言って、そそくさと背筋を伸ばす子どもたちを確認する。 「これか…

一斉授業10の原理100の原則

堀裕嗣著 学時出版 参考文献 ≪基本として身につけたい10の原則≫ ・・・・ これまで教育界では、授業技術を紹介する様々な提案がありました。 私の世代がよく見聞きした代表的なものは、なんといっても向山洋一の『授業の腕を上げる法則』(明治図書198…

プロの教師のすごい仕事術&整理術

佐藤幸司著 学陽書房 からの引用 ≪教師である自分を好きになれ≫ ☆心が折れないための心の持ち方とは・・・ ①心が折れる前に 公立の小中高校と特別支援学校で中途退職する教員が全国で毎年1万2千人を超え、この5年間では6万七千人に及ぶそうです。(朝日…

プロの教師のすごい仕事術&整理

佐藤幸司著 学陽書房 からの引用 ≪伝える言葉を豊富に持つ≫ ☆言葉を増やすことは、自分の心を豊かにすることである ①言葉がつたえる 子どもたちへの語りかけも、職員会議での提案も、すべて言葉によって行われます。 自分の感情や考えを言葉によって表現して…

プロの教師のすごい仕事術&整理術

佐藤幸司著 学陽書房 からの引用 ≪子どもを信じるチカラをもつ≫ ☆教師にとって一番大切なチカラとは? ①信じて待つ 授業中に、子どもたちにある発問をしました。 挙手がありません。 数秒間、沈黙が、流れます。 すると教師は不安になります。 「なんでもい…