教師の作法 指導

野口芳宏著 さくら社 参考文献

 

正対正視して話す

誰が相手であっても話すときは真正面から目を見て②

 

●短く、端的に、ズバリと話す

子どもの理解度を高めるための話し方

それは短く、端的に話すこと。

「マルの多用、点の節約」と私は呼んでいますが、言いたいことを突き詰めて、前置きや言い訳を取り払った短い言葉にするわけです。

箇条書きをイメージしていただければいいと思いますが、結論をズバリと一言で表す。

この「ズバリ、一言で」という点が重要です。

「〇〇が~、△△ですし~、××なこともあるので~、□□では~」

こんなニョロニョロした語り口では、子どもでなくても途中で嫌になってしまいます。

「次の校外学習の目的地」

「校外学習の目当て」

「見るべきポイント」

「そのために必要なもの」

といった具合に歯切れよく、論理的に順を追って話すこと。

そうやって話法を鍛えることは、思考力の向上に直結します。

これらは教師自身だけでなく子どもの思考力を鍛えることにもなるのです。

 

 

★zekkoutyou

短く端的に話すための「マルの多用、点の節約」という表現がすごい!!

 

短く端的に話すには、

・「マルの多用、点の節約」

・箇条書きをイメージして

・結論をズバリと一言で

 

ニョロニョロ語はダメ!