2021-01-01から1年間の記事一覧

おおみそか

今日で2021年が終わりです。 コロナ、オリンピック・パラリンピック、大谷翔平・・・。 私にとっては、このブログ開設の年です。 自分の職場の仲間のために書いたものを、 もしかしたら、 職を同じくする教職員の方にもみていただけるかも・・ という思…

「子どもをはぐくむ教師の話し言葉」③

続きです。 ≪心を通わせるように話す≫ 子どもが温かみを感じる言葉 子どもがうれしいと感じる言葉があります。 褒められたときや、励まされた時などです。 自分の言動が認められたと感じられるからです。 自分の存在感を他人が認めたと実感できたのです。 心…

「子どもををはぐくむ教師の話し言葉」②

続きです。各担任が書いた通知表の所見を読んでいてどう指導してあげたらよいか、と思っていたところに、ばっちりの部分がありました。 話すときの注意点ですが書くときにも大切です。 ≪次の行動が見えるように≫ 次の二つの言い方を比べてみます。 A) 明日は…

「子どもを はぐくむ 教師の話し言葉」

今回の参考文献は「子どもをはぐくむ 教師の話し言葉」 大平義正 著 日本教育新聞社 です。 ≪教師の言動は子どもの言動≫ ある研究授業の場面で、子どもの話し合いが活発な学級に出会いました。 学級会の時間でした。子どもの発言は途切れることなく続くので…

「伝え方が9割」③

続きです。 ≪「強いコトバ」をつくる技術≫ ④リピート法 相手の記憶にすりこみ、感情をのせる技術 伝えたいコトバを決める →繰り返す これだけ! 例)遠く 遠く 離れゆく烏帽子ライン 会いたくて 会いたくて 震える さいた さいた チューリップの花が リピー…

「伝え方が9割」②

続きです。 ≪「強い言葉」をつくる技術≫ 「強い言葉」=人の感情を動かすエネルギーのある言葉 →「コトバエネルギー」と私は呼びます。 【コトバエネルギーをどう生むか】 コトバに高低差をつけてあげれば、エネルギーは生まれる 「強いコトバをつくる5つの…

「伝え方が9割」

今回の参考文献は「伝え方が9割」 佐々木圭一著 ダイヤモンド社です。 Youtube等で、本のまとめとして紹介されているものをいくつか拝見して、なんとなくわかったような気になっていたのですが、改めて読んでみました。とてもわかりやすかったです!すぐに…

「やる気スイッチ押してみよう」⑤

続きです。 ≪つながるスイッチ(教師と子どものいい関係)≫ (1)どんな人と良い関係を築きたいと思うかを意識する そういう人を演じてみてはどうでしょうか。演技を続けていくうちに、本物に 近づいていきます。 (2)まずはその子を好きになる 目の前の…

「やる気スイッチ押してみよう」④

続きです。 ≪事前指導の基本5つのスイッチ≫ 事前指導で子どもたちのやる気スイッチをオンにする肝は、子どもたちに心構えを持たせることです。そのためには、子どもが考えれば分かることは一々教師が教えません。子どもたちはわかっていること、考えればわ…

「やる気スイッチを押してみよう」③

続きです。 ≪背中で示し、誰かの「憧れ先生」になる ポイント! 「職業に貴賤なし」の言葉通り、「どの仕事にも価値がある」ことを認めていくようにします。「〇〇の職業が優れている」といったような偏った見方をさせないことが最重要です。 そのためには、…

「やる気スイッチを押してみよう」②

続きです。 ≪みんなが学校に来るのは何のため?≫ 「みんなは何のために学校に来ているの?」 そう問いかけられたら子どもたちは、どう答えるでしょうか? 「何のために?」と困って頭をひねっている子どもたちの様子が浮かびます。それぐらい「学校に来るの…

「やる気スイッチ押してみよう」

今回の参考文献は「子どもの顔がパッと輝く!やる気スイッチ押してみよう」飯村友和・松尾英明著 明治図書 です。 ≪教師の仕事を楽しむ≫ 口癖マジックワードは「楽しいね!」 どんな状況も好転させる、マジックワードがあります。 「楽しいね!」やこれに類…

「スラムダンク勝利学」②

再び、「スラムダンク勝利学」 辻 秀一著 集英社 から引用です。 【仲間のよいところは必ず褒める】 良いところを見る能力は、他人を褒める能力に通じるものがあります。ただ、おだてるのではなく、本当に褒めるには良いところを見る能力が必要なのです。悪…

「アドラー心理学で変わる学級経営 勇気づけのクラスづくり」⑤

続きです。いよいよタイトルにもある「勇気づけ」の章です。 【テクニックとしての勇気づけ】 野田俊作氏は、勇気づけのテクニックとして次の10点を挙げています。 ①貢献や協力に注目する ②課程を重視する ③既に達成できている成果を指摘する ④失敗をも受け…

「アドラー心理学で変わる学級経営 勇気づけのクラスづくり」④

続きです。 気になる子を支援する ≪問題ばかり見ていませんか≫ 2)気になる子はみんなパートタイマー (半分水の入ったコップ) みなさんなら「水が半分しかない」と見ますか、それとも「水がまだ半分もある」と見ますか。SPAでは、入っている水に注目しま…

「アドラー心理学で変わる学級経営 勇気づけのクラスづくり」アドラー③

続きです。クラス再生道筋を、今日は4章「気になる子を支援する」を参照して紹介します。 ≪問題ばかり見ていませんか≫ 1)効果的な問題解決 ソリューション・フォーカストアプローチ(SFA) ・心理療法の一種で、解決志向アプローチなどと訳され、問題の原…

「アドラー心理学で変わる学級経営 勇気づけのクラスづくり」②

続きです。今日は前回の逆。学級崩壊マニュアル なるものを紹介します。 ≪学級崩壊をさせる方法≫ 学級崩壊させることはとても簡単です。 ①「気になる子」をみつける 反抗的な子、非協力的な子、授業によく私語をする子、立ち歩きがちな子、勉強のできない子…

「アドラー心理学で変わる学級経営 勇気づけのクラスづくり」

今回は「アドラー心理学で変わる学級経営 勇気づけのクラスづくり」赤坂真二著 明治図書から引用します。最終章の最後の部分です。 ≪クラスは再生する≫ 図にまとめると次のようなクラス再生の道筋が見えてきます。これは、学級崩壊マニュアルの逆の、クラス…

スラムダンク勝利学②

続きです。 ≪仲間の良いところは必ず褒める≫ 良いところを見る能力は、他人をほめる能力にも通じるものがあります。ただ、おだてるのではなく、本当にほめるにはよいところを見る能力が必要なのです。悪いところを矯正するよりも、良いところを伸ばすほうが…

スラムダンク勝利学

今回は、「スラムダンク勝利学」 辻秀一著 集英社 から引用します。 ≪日頃の言動があなたのセルフイメージを決定する≫ セルフイメージと日常生活との関係はこの本の大切なメッセージと言えます。「するべきことをする」も大切ですが、自分に返ってくるセルフ…

「新コーチングが人を活かす」

今回の参考文献は「新コーチングが人を活かす」 鈴木義幸著 ディスカバー・トゥエンティワン です。 わたしは通勤の時間、オーディオブックを聞くことが多いのですが、今、この本が無料で聞ける本のリストに入っているのを見て、再読してみました。 レッスン…

「カリスマ体育教師の常勝教育」⑥

続きです。 ≪5心を広げるチーム作り≫share 自分の得た成果を人に分け与えて、広めます。態度教育とできることの継続で上向きになった素直な心に、深さと広さを与え、心をより大きく育てるために仲間と共に成長することを目指しいます。 key word 「信を養い…

「カリスマ体育教師の常勝教育」⑤

続きです。 ≪4心を整理する 日誌指導≫See 日誌を書く中で自分ではどうすることもできない未来への不安や過去の失敗への後悔を切り捨てます。いま自分ができることを目標として追い求めます。不安と迷いを整理し、全力で未来に向かわせるのです。 key word …

「カリスマ体育教師の常勝教育」④

続きです。 ≪3やり切りで心は強くなる Do≫ 困難で達成しにくい課題への挑戦ではなく、自分が今できることを継続します。自分に負けてはだめです。継続できる日数の長さ、回数の多さに比例して、心はより強く育ちます。 key word「敵はだれですか?『私』で…

「カリスマ体育教師の常勝教育」③

続きです。 ≪2心をきれいにする態度教育≫ 「ありがとうございます」「おかげさまです」という感謝の気持ち、謙虚な心を養います。自ら進んで清掃活動、奉仕活動を実践し、相手よりも先にあいさつや返事ができ、細かなことに気づけるようにします。 key word…

「カリスマ体育教師の常勝教育」②

昨日の続きです。「カリスマ体育教師の常勝教育」原田隆史著 日経BP社から。 ≪1目標設定で心を使う≫ まず、目標達成したときの成功イメージを鮮明に描きます。それを目標設定用紙に細かく、詳しく書いて、書いて、書いて、書きこむのです。その目標を潜在意…

「カリスマ体育教師の常勝教育」より

今日の参考文献は「カリスマ体育教師の常勝教育」原田隆史著 日経BP社です。 かなり古い本(2003年発行)です。 大谷翔平選手が書いていて、話題となった「マンダラチャート」は、原田先生の発案(?)というネットの記事を見てこの本を引っ張りだしてみ…

オルタナティブ教育に学ぶ 学校づくりのヒント

今日の参考文献は教職研修12月号 「オルタナティブ教育に学ぶ 学校づくりのヒント 実践紹介 フリースペースえん」 認定NPO法人フリースペースたまりば理事長西野 博之氏 の記事からです。 「その子の一番光るところに光をあてる」 フリースペースえんには…

ウエルビーイングな職員室

今日の参考文献は 「教職研修」12月号 職員室ワークショップ ホワイトボード・ミーティング ② 株式会社ひとまち代表 ちょんせいこさんの記事からです。 ウエルビーイングな職員室 10のチェックシート 1 同僚とたわいもない会話や大切な話をしています。…

大谷翔平選手のことば

しばらく野球の話が続きました。 どんな話も、大好きな大谷翔平選手に引き付けて読んでしまう私でした・・・。 大谷選手のこんな言葉があります。 「ちゃんとした人間にちゃんとした成果が出てほしい。 どんな分野においても僕はそう思っています。 真面目に…