「カリスマ体育教師の常勝教育」③

続きです。

 

≪2心をきれいにする態度教育≫

「ありがとうございます」「おかげさまです」という感謝の気持ち、謙虚な心を養います。自ら進んで清掃活動、奉仕活動を実践し、相手よりも先にあいさつや返事ができ、細かなことに気づけるようにします。

 

key word 「一目置かれる」

 

 「行動を起こす前にまず態度を確認する」

 

目標を立てたら、あとは実行するのみです。しかし、私の指導では、計画(Plan)と実行(Do)の間にチェック(Check)を行います。目標設定と同じように重視しているのが、態度教育、しつけです。態度の向上が気づきを高め、目標達成に最も大きな影響を与えるのです。

 汚れた部屋や荒れた街にいると人間の心はどうしてもすさんでいきますが、逆にきれいに清掃してあり場所にいると心が晴れやかになる。実に単純なことですが、身だしなみ、整理整頓といったことは、心の動きに大きく影響するのです。

 靴を揃える、椅子を入れる、「はい」という大きな返事、清潔な身だしなみ、腰骨を立てた姿勢・・・。人間はこうした基本的な態度が身に付けば、きびきびと行動できるようになります。

 しつけに加えて、普段から清掃活動やボランティアにも取り組みます。社会の一員であることを強く意識すれば周囲の人々への感謝の心、他人の助け、思いやる気持ちがわいてくるようになります。そのときの心は澄んでいます。

 生徒は、心がきれいになればなるほど、素直に教えを聞き入れて真剣にやろうという気持ちになります。すると心のコップ、人間の器も次第に大きくなり、様々な能力パフォーマンスが高まります。

 

☆zekkoutyou

「そのときの心は澄んでいます」・・!素敵ですね!

心を取り出して磨くかわりに、掃除をするんだよ、と担任時代には子どもたちに話していたことを思い出しました。

 心のコップを上向きにしよう、と思って指導してきましたが、それを大きくしよう、とまでは思い至りませんでした。これから!