「学級立て直しガイド」
高本英樹著 明治図書 参考文献
当たり前のことを当たり前に行う
どうやって6割の子をひきつければよいか。
荒れのはじめの段階では、特別のことをする必要はない。
・学級のルールを確認して
・守るようにさせ、
・授業をふつうに流す。
・ルールを守っている子、学びに向かう態度のよい子を承認するところを全員に見せる
そうすることで他の子もそれを真似するようになり、よい行為が全体に広がっていくようになる。
・時にはちょっとした楽しみを与える。
授業中にちょっとしたゲームを入れて、子どもたちが互いに心を通わせる場面を仕組んだり、休憩時間に教師が子どもたちとおしゃべりを楽しんだりするだけよい。
こうして、学級内のルールの確立と教師や子ども同士の人間関係をつくることで、
「当たり前のことを当たり前にしていけば学級がうまくいく」
という安心感を与える。
そうすれば6割の子どもたちを自然に引きつけることができる。
★zekkoutyou
当たり前のことを当たり前に。
これに加えて、
当たり前のことを当たり前にしてくれることへの感謝
の気持ちを教師側が持っていると、もっと子どもたちとの人間関係がよくなります。