昨日の続きです。「カリスマ体育教師の常勝教育」原田隆史著 日経BP社から。
≪1目標設定で心を使う≫
まず、目標達成したときの成功イメージを鮮明に描きます。それを目標設定用紙に細かく、詳しく書いて、書いて、書いて、書きこむのです。その目標を潜在意識にたたきこんで確実に自分のものにしていきます。
key word
タイミング・イズ・マネー
「書いて書いて書きまくってイメージをつくる」
「心づくり」指導は、心を使うことから始めます。心を使うとは、具体的に目標設定用紙に書く(Plan)ということです。用紙の形式に従って、も目標を書き続けていくと、だんだん自分が目指すところのイメージがはっきりしてきます。
そしてそのイメージを強化するために、書いて、書いて、書きまくる。目標を文字で目に見える形にとらえて、明確なイメージをつくる。これをイメージが鮮明になるまで、はっきりと自分で見えてくるまで続ける。さらにその目標設定用紙は、周りの人に見せて、コミット(宣言)して自分を追い込む。
日本一を達成したり、好成績を残してきた生徒は、全員、まず高い目標を立てて、繰り返し書き続けました。
完成した用紙は、寝室の天井、便所、ふろ場、自分の部屋、教室の掲示板、クラブの部室など、目につきやすい場所にはって、毎日見ます。書き続けること、見続けることが相乗効果となって、ますますイメージを強化します。
人間は、自分のイメージより上に行くことはありません。陸上、テニス、サッカー、野球、ハードル、長距離走、百メートル走、砲丸投げ・・。一見全く違う種目であり、関連なさそうですが、これらの競技日本一でになった選手と指導者を見ていて、ハッと気づきました。体中に電気が流れました。
表面上は、体格や技術、体力の違いで勝負がつくように見えますが、実は違います。最後は「心」なのです。「日本で一番優勝したい」というイメー時が強い選手が勝つ。また、「日本で一番優勝させたい」と強く願っているその思いの強い指導者が優勝させるのです。
私の大発見でした。
☆zekkoutyou
「心を使うとは、(目標設定用紙に)書くということです」
これは、目からうろこです。
心を使うとは書くこと。そう考えると、できる気がしてきます。