「やる気スイッチを押してみよう」③

続きです。

 

≪背中で示し、誰かの「憧れ先生」になる

 

ポイント!

「職業に貴賤なし」の言葉通り、「どの仕事にも価値がある」ことを認めていくようにします。「〇〇の職業が優れている」といったような偏った見方をさせないことが最重要です。

 そのためには、教師自身が仕事に対してそういう価値観をもち、具体的に示していくことが大切です。

 同僚を尊重することはもちろん、学校に出入りするすべての方への感謝の姿勢を示すことです。職員室の事務や用務員さん、給食を作ってくれている方、他にも教材販売会社、工事関係、ごみの収集、安全管理、ボランティアの方々など、すべての人々はの感謝をことあるごとに示します。全て「チャンス」です。それらの方を見ながら「ありがたいね、助かるね。」などとつぶやくだけで、大きく違ってきます。自分たちの生活多くの人々から成り立っていることも実感できます。

 

 

☆zekkkoutyou

 同僚を尊重することはもちろん、学校に出入りするすべての方への感謝の姿勢を示すことです・・・

 

 すべての人が互いに感謝し合っている職場でなければ、職員は安心して力を発揮することはできないでしょう。自分自身が安心な居場所がないのならば、子どもたちに教室での安心な居場所を確保してあげることは難しいでしょう。

 きっと、業者の方など、外部の方は職員の雰囲気を中にいる人たちより感じていられるのではないでしょうか。どなたが来ても、温かさを感じられる職場にしたいものですね。