高学年児童がなぜか言うことをきいてしまう教師の言葉かけ

参考文献 「高学年児童がなぜか言うことをきいてしまう教師の言葉かけ」

      丸山慎弥 著 学陽書房

 

≪高学年はここをおさえる!言葉かけの超基本≫

③高学年の成長に合わせた言葉かけの3ステップ

 

 ステップ1:安心・共感

・第1段階は「安心」と「共感」

・プラスの言葉かけもマイナスの言葉かけも、そもそも教師と子どもの間に「安心」や「共感」しあえるような関係がなければ効果なし!

・まずは、「安心」と「共感」を与えることを意識

 

 ステップ2:関心・理解

・次は「関心」と「理解」

・対話を繰り返すことで、その子の個性などを理解し、力を引き出す

・教師が子どもたちのことを把握し、理解していなければ、力を引き出すことは不可能

・一人ひとりの特徴に関心をもち、それこから理解すること(その子の性格や得意なことをつかむなど)へ高めていく

 

 ステップ3:リクエスト・応援

・最後は「リクエスト」と「応援」

・よりよい成果を目指し、challengeしていく課題をリクエストしあい、心から応援できる関係性を目指すこと

・教師からも、こどもからも「言葉をかけあう」ためには、子どもたちも教師の特徴を理解できていることが前提。

・日頃のちょっとした声かけやコミュニケーションの積み重ねを大切に!

 

【アドバイス

子どもたちからの意見を「反抗」としてではなく、「リクエスト」ととらえよう。

リクエストは教師を信頼しているからこそ発生する!

★zekkkoutyou

最後のアドバイスが特にいいですね!

反抗でなく、リクエスト!それは信頼しているからこそ!