高学年児童がなぜか言うことをきいてしまう教師の言葉かけ
参考文献 「高学年児童がなぜか言うことをきいてしまう教師の言葉かけ」
丸山慎弥 著 学陽書房
≪高学年はここをおさえる!言葉かけの超基本≫
①教師にもある おびえやビビリは全面肯定
言葉かけへの「おそれ」を忘れずに
・子どもを注意したり、叱ったりするときに躊躇する気持ちが生まれるのは、教師自身の中に、子どもたちを「一人の人間」としてみようという意識があるから。
・だからこそ、臆することなく子どもたちと対峙する気構えを持つ必要がある。
自分の気持ちを子どもに向ける
・高学年の言葉かけに躊躇してしまうときの「こどもから嫌われたらどうしよう」「反抗されたらどうしよう」といったおそれが自分自身を守るためならば、教師としての在り方を見直さなくてはならない!
・子どもたちに指導の意図をきっぱりと伝えていくためにも、教師の気持ちが自分に向かうのではなく、まっすぐに子どもに向いているかが、重要なカギ。
大前提として「信頼関係」があること
・「同じ職場で働く先生たちにもそのような言葉かけをするのか?」
と言う視点で!
・子どもといえども、一人の人間として丁寧に向き合うことが大切。
・言葉かけの大前提は、信頼関係ができていること。
・信頼関係がない中で、どれだけ素晴らしい言葉をかけても効果は期待できない
【アドバイス】
「こんな言葉かけをしてみたい」と自分にとってお手本となる先生を探してみましょう。
そして、まずはその先生の言葉のかけ方を勉強する!
★zekkoutyou
昨日雑記にかいたことと、今日の本文
「おそれが自分自身を守るためならば、教師としての在り方を見直さなくてはならない!」
が自分の中ではつながりました。
自分のため、でなく子どものためになっているか。