スラムダンク勝利学

今回は、「スラムダンク勝利学」 辻秀一著 集英社 から引用します。

 

 

≪日頃の言動があなたのセルフイメージを決定する≫

 

 セルフイメージと日常生活との関係はこの本の大切なメッセージと言えます。「するべきことをする」も大切ですが、自分に返ってくるセルフイメージを縮小させてしまうような言動を日頃からいかにコントロールし、他人に接しているのかということが、勝利を目指すスポーツマンには必要なのです。

 このような視点から世界の一流選手たちを見てください。きっとこのセルフイメージの原則を守って行動している選手が多いことに気づくでしょう。マイケル・ジョーダンが世界で尊敬されているのは、ただダンクシュートがすばらしいから、試合平均で40得点もたたき出すから、逆転の3ポイントシュートを何度も成功させるからなどの理由だけではありません。そのような結果に結びつけるために、彼の日頃のすべての言動が、セルフイメージを大きくするためにあるからなのです。

 他人に対してのマイナスな言動が自分に返るのであれば、自分にしてほしいことを周囲にすれば、それもまた自分に返ってきます。自分ががんばって励ましてほしければ、まずは頑張っている人を励ますのです。自分がいいプレーをしてほめてほしければ、まずはいいプレーをした人をほめるのです。マイナス面だけでなくプラス面もまた、鏡のように必ずや自分に返ってくることでしょう。

 このような一つ一つの日頃の言動があなた自身のセルフイメージを決定し、本番での実力発揮に大いに影響してくるのです。あなたの言動はセルフイメージを大きくするようなものですか?それとも自ら首を絞めているような言動ですか? 

 

 

☆zekkoutyou

   ゴジラこと松井秀樹選手も、学生時代に人の悪口を言ったことを父親にとがめられて以降、人の悪口を言ったことがない、と聞いたことがあります。

 それを聞いて以来、何度も自分もそうしよう、今日からそうしよう、と思うのですが・・・・。

 「悪口を言うまい」・・ではなく、「セルフイメージを大きくしよう!」と思うようにします!