続きです。
≪感謝の気持ちがセルフイメージを拡大する≫
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アメリカのプロバスケットボールのNBAで最も有名なコーチの一人である、元マイアミ・ヒートのヘッドコーチ、バット・ライリー氏もこのことを非常に強調されています。
どこのどんなチームに行ってもそのチームの選手をまとめ、力を発揮させることのできるこの名コーチが「与えれば返ってくる」という哲学をもとに、選手教育をしています。自分のことしか考えない個性豊かなプロの集団を一つにまとめ強いチーム作りをするために、コーチたちはさまざまな哲学論を展開しています。
ミラー・イメージの法則に則ったバット・ライリーの「与えれば自分に返ってくる」という哲学理論は、チームにするのは犠牲ではなく、自分に返ってくる自分のための行動なのだと主張しています。
すなわち、ただ我慢してチームのためにつくすのと、自分に返ると信じ自分のためにチームにつくすのでは、そこに生まれるエネルギーもマイナスなものとプラスなものとの違いくらいあるのではないでしょうか。どうせやらなくてはならないことなら苦しみながらやるほうがよいのか。それさえも楽しめるのか、ということがさらに行動の充実性も決定し、ゆくゆくはそのことがさらなる違いを生じさせることになるのです。
これら与えるということの最も根源的な習慣が”感謝する”ということであるということを、どうか忘れないでほしいと思います。
☆zekkoutyou
「(人の役に立つということは)徳ではなく、得なのだ」
とは、私の恩師が常々言う言葉です。
やはり、どうせなら、楽しく、いい気持ちで”与えられる人”になりたいです。