「スラムダンク勝利学」 辻秀一著 集英社インターナショナル
またまたこちらからです。
≪”感謝すること”こそ勝利と一流への道≫
与えれば、必ず自分に返ってくる
・・我々は24時間にわたって、自分を磨く必要があり、結局はそのことが大切な本番で自分らしく戦えることにつながるのです。
練習さえしていればがんばりさえしていれば、ということではないのです。
セルフイメージには鏡のような特徴があり、プラスなことを与えればプラスに返り、マイナスなことを与えればマイナスになって返ってくるというものです。
他人や周りの環境に対して、ただ文句を言っていたり、愚痴っていたり、悪口を言っていると、それらを他人のことだとセルフイメージは認識せず、自分のセルフイメージを縮小させてしまうことになるのです。
自分自身には決して言わない、あるいは行動しないような言動を他人にぶつけるというようなことは、一流の勝利を手に入れる競技者にはあり得ません。
彼らはそれらの言動が、自らの首を絞めることになるということを知っており、ひいてはその言動により、自分のセルフイメージが縮小し、自分の力が本番で発揮されなくなるということを学んでいるからなのです。
一方、自分に返ってくるというのであれば、プラスなことを与えればそれもまた自分に返ってくるはずでしょう。・・
プラスなことの代表は、まず自分がしてほしいことを周囲にするということに他なりません。
自分が頑張って辛い時に励ましてほしければ、まずは頑張っている人を励ませばよいのです。
自分が良いプレーをほめてほしければ、まずは良いプレーをした仲間を褒めればよいのです。・・
・・与えるプラスの第一番目は自分のしてほしいことと言いましたが、我々が与えられるものの基本に、”他人が喜んでくれることをする”ということがあります。
その基本中の基本が挨拶です。
ただやみくもに体育会だから厳しくする、礼儀正しくするのではありません。
あいさつをすることで和を与えれられるから行うのです。
すなわち、そのことは自分にプラスとなって返ってくる最も簡単で最も労力のいらない方法なのです。
あいさつをされたほうはうれしいはずです。その感情を相手に与えただけで、あなた自身に必ず返ってくることになります。小さなことですが、チリも積もれば大きなものとなることでしょう。
”ありがとう”と言う言葉も同様です。
我々がチームメイトや周りの人たちに与えられる最も大きなことのひとつが、この感謝の気持ちです。
素晴らしい選手、結果を出している一流の選手ほど、このことを徹底しています。
☆zekkoutyou
あいさつとありがとう。
本当に、これだけでも、
子どもたち全員に、
完璧に、
身に付けさせてあげたいものです。
自分に返ってくるのですから・・。