「スラムダンク勝利学」②

再び、「スラムダンク勝利学」 辻 秀一著 集英社 から引用です。

 

【仲間のよいところは必ず褒める】

 良いところを見る能力は、他人を褒める能力に通じるものがあります。ただ、おだてるのではなく、本当に褒めるには良いところを見る能力が必要なのです。悪いところを矯正するよりも、良いところを伸ばすほうが同じ労力でも楽しいでしょうし、当然選手も積極的に取り組むこともできるでしょう。従って、その課程で行う努力から生じるセルフイメージも自然と大きくなります。そして、そこから生じる結果もよりよいものにつながっていくのです。

 スポーツ心理学の用語に”ほめ言葉サンドイッチ”というのがあります。