「アウトプット大全」②

樺沢紫苑著 sancutuary booksからです。

 

【話す】

・悪口はネガティブ人生の始まり

 

思っていることを言葉に出して「話す」ことはアウトプットになるので、「話す」ことは推奨されることですが、「悪口」をいうのだけはやめたほうがいいでしょう。

なぜならば、「悪口をいう」ことは百害あって一利なしだからです。

 

1 ストレスホルモンが増える

悪口をいうのは「ストレス発散」を目的にしているのかもしれませんが、悪口をいうとストレスは増えることが明らかにされています。

・・悪口や批判が多い人はそうでない人に比べて、認知症になる危険性が3倍も高いことがわかったのです。

 

2 人間関係が悪化する

アウトプットは記憶の強化です。

居酒屋で「課長が嫌い!」と課長のアラ探しで盛り上がるのは、「課長が嫌い!」という記憶、感情を強化します。

多くの人は、「悪口は本人の前で言わないから大丈夫」と思っているかもしれませんが、人間は非言語的なメッセージによって言葉に出さないことも伝えてしまうので、「課長が嫌い!」という思いは、確実に相手に伝わります。

結果として、課長のあなたに対する態度や評価はよえい厳しくなり、人間関係はさらに悪化します。

 

3 悪いところ探しの名人となる

悪口を言い合う。

それは人の短所、欠点、悪いところを探してアウトプットする訓練をしているのと同じです。

つまり、「悪いところさがしの名人」になります。

他人の悪いところが目につくようになるだけでなく、自分の短所、欠点、悪いところにも目がいくようになるのです。

「悪口をいうこと」はネガティブ思考のトレーニングなのです。

ポジティブ思考があなたの人生をプラスに変えていくことはすでにお伝えしましたが、ネガティブ思考はあなたの人生にブレーキをかけえう。

何をやってもうまくいかない人生を、自分で作り出すことになるのです。

【悪口は1円にもならない。言わないに限る】

 

☆zekkoutyou

自分へのいましめのための引用です・・・。

決心しても決心しても、つい言ってしまう自分があります。反省!