「不可能を可能にする大谷翔平120の思考」 ぴあ からの引用
見るポイントは相手のいいところだけ。
相手の弱点を突くより
自分がどう成長するかの方に興味があります
グランド以外でも、動画によるフォーム研究に余念がない。
見ている動画は自分のフォームだけではない。
他選手の動きを観察し、自分に取り入れるポイントを探しているのだ。
「タブレットの動画で、いろいろな選手の投げ方や打ち方を見て、”次の練習でこういうことをやってみよう””この人のこういうところを真似してみよう”と研究しています。そういう時間がすごく好きですね」
勝つためだけの目線なら、投手の場合は、相手打者の短所を見つけ出してそこを突き、打者の場合なら投手のクセを見抜きたいところ。
しかし大谷の場合は相手の長所を見ているという。
実際にそうかもしれないし、先輩たちへの配慮かもしれない。
いずれにしても、すべての要因を自分自身に求める強さ。
大谷には、それがある。
★zekkoutyou
以前に、タイガーウッズについてこんな内容を読んだことがあります。
優勝を決めるプレーオフで相手がパットを打つとき、ふつうの人なら、「外れろ!」と願ってしまう場面でも、ウッズは「入れ!」と願うんだそう。
「外れろ!」と願うと自分がプレーするときに「外れる」というイメージをもたらしてしまう、というのがその理由だったように記憶しています。
大谷のこの言葉からこれを思い出しました。
常に脳に良いイメージを与えている。
意識的なのか、無意識なのか聞いてみたいです。