「やる気スイッチ押してみよう」⑤

続きです。

 

≪つながるスイッチ(教師と子どものいい関係)≫

 

(1)どんな人と良い関係を築きたいと思うかを意識する

  そういう人を演じてみてはどうでしょうか。演技を続けていくうちに、本物に   近づいていきます。

 

(2)まずはその子を好きになる

  目の前の子を好きになることが第一です。

  私が初任の頃、先輩に次のことを言われました。

  「いいか。学級経営で大切なことはたった一つだ。目の前の子どもを好きになること。それだけだ。」

 目の前の子どものことを好きになれば、「大好きなこの子たちに力をつけてあげたい。」「楽しい授業をしてあげたい。」「この子たちとよい関係を築きたい。」という原動力になります。

 だから、まずは目の前の子どもを好きになることです。そのためには、その子のよいところに目を向けます。

 

(3)強い関心をもつ

 人は感心をもってくれる相手に安心感をいだきます。

 

(4)ユーモアを

 こどもたちは笑いが好きです。笑いは安心感を生みます。ちょっとしたやりとりの中で、子どもたちが笑える状況をつくることは大事です。

 

(5)つっこまれる要素をもつ

 完璧な人は何か近づきづらいものです。だから、あえてつっこまれる要素をもつことが大切です。

 

(6)褒める・叱る

 多くの子は、自分のことを褒めてくれる、認めてくれる先生のことが好きです。だから遠慮しないで声に出してどんどんほめましょう。ただし、ほめるのは教師が本当によいと思ったときだけにします。何でもやたらとほめると、言葉に感情がはいりません。

 

(7)適度な距離感

 子どもの嫌な部分ばかりが見えてしまうことがあります。

 そういう時は、お互いの距離が近すぎるということがあります。

 近すぎるから、嫌な部分が見えてしまうのです。「あれ?なんか嫌だな」と思ったら、ちょっと距離をとります。するとその子の良い部分がまた見えるようになってきます。

 

☆zekkoutyou

 

「いいか。学級経営で大切なことはたった一つだ。目の前の子どもを好きになること。それだけだ。」

 

なんてカッコいい!!いただきます。