一斉授業10の原理100の原則

堀裕嗣著 学時出版 参考文献

 

≪基本として身につけたい10の原則≫

 

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これまで教育界では、授業技術を紹介する様々な提案がありました。

私の世代がよく見聞きした代表的なものは、なんといっても向山洋一の『授業の腕を上げる法則』(明治図書1985)であり、大西忠治の『授業づくり上達法」(民衆社1987)です。

当時は今以上に『教育は技術ではない』という風潮が強かったので、これらは一部の若手教師に受け入れられただけで、教育界全体からは軽視されてきたように思います。

しかもこれらの提案が為されてから四半世紀が過ぎ、いまは若手教師のもとにさえ届かなくなってきています。

しかし、それではいけません。

ここでは、すべての教師が身につけたい、基本的な授業技術を紹介します。

 

10rules

 

①一時に一事を伝える

②常に全体を意識する

③空白をつくらない

④「素の状態」をこそ評価する

⑤学習活動を仕組む

⑥活動の規模を指定する

⑦定着度を確認する

⑧ミスは即時に対応する

⑨一貫した指導を行う

⑩他教科との関連性を意識する

 

 

★zekkoutyou

この基本を知っていることは教師として、とても大切なことだと思います。

少しずつ、引用していきます。