「残業ゼロで授業も学級経営もうまくなる!「超」若手教師のための時間術」より

今回の参考文献 「残業ゼロで授業も学級経営もうまくなる!「超」若手教師のための時間術(大前暁政著)

これも職員図書です。本の状態から、私が1番目の読者ではないかと思ってしまいました。だとしたら、もったいない!

時間術を通して、授業力、学級経営力、保護者対応…等幅広く力をつけてくれる内容です。

★時間術のもっとも大切なことは「時間を管理して、重要ではない仕事に時間を使わず、やりたい仕事のために時間を使う」という考え方であり、方法である。

 

もくじ 小さな発想が大きな時間を生む 

    教師生活で使える時間術の基礎・基本

    毎日の授業がグンと充実する時間実

    毎日の業務がみるみる片付く時間術

    繁忙期を難なく乗り切る時間術

    子ども、保護者の心をガッチリつかむための時間術

    教師力をもう一段引き上げる時間術     (第1章~7章)

 

≪仕事の種類を見極める≫

・「やらなくてはいけない仕事」と「やりたい仕事」。やりたい仕事に意識的に時間を使うことが大切

→「子どもの可能性を引き出し、伸ばすこと」になる仕事が本来の仕事。

やりたい仕事にさく時間を予約する。一日30分、夏季休業中など。

・やらなくてはいけない仕事は「これだけの労力と時間をかける必要があるか?」と自問する。

≪仕事の最小単位時間を意識する≫

    ・手帳など仕事のできるグッズを持ち歩くことで、5分あればひと仕事できる。雑務に時間をかけない。すきま時間に行う。1回で終わらなくても、5分の積み重ねで仕事を一つでも多く終わらせておく。

    ・その場主義で仕事を片付ける。たとえば、テストは提出した子からすぐに採点する。作品発表をしている最中にカードにコメントを書いてしまう。体育の実技やノートの評価はその場で子どもに伝え、あとでAとCの子のみ記録しておく。

≪仕事の量とかける時間を限定する≫

    ・「ここまでできたら終わり」「この仕事には○分しか時間をとらない」と考える。集中すれば短時間でも意外とよい仕事ができる。

≪授業準備・教材研究≫

    ・次の単元に入る前に、他の学校の実践例や、様々な教材の情報を集めておく。授業案を印刷しておいてざっと目を通しておく。普段は忘れていて構わないので、半歩先を意識した下準備をしておくと、しばらくして、展開案がまとまってくる。

    ・教材研究は「少しずつ」+「毎日」で効果をあげる。すきま時間に少しずつ情報収集しながら、アイデアがまとまるのをまつ。大前さんの場合は、読書タイムをこれにあてていた。

 

 ここまでで3章の途中です。

 まだまだ教師力アップに知っているとよいことがありますので、次号に続きます♪