参考文献 「明日の教室3」
授業をつくる(2)
授業の構成
授業で必要なのは「向上的な変容」へ向けて子ども達にどれだけエネルギーを発揮させていくか
- テンポのある授業 ・全体に指示をして、子どもたちが活動を始めた後に、机間巡視しながら再び全体に指示するのは、子どもの集中力をそぐので注意。
- ・子どもの発言を教師が繰り返さないようにする。聞こえなかったときだけ。
- ・長すぎる説明は× 教師の説明はくどい場合が多い。
- 発問・指示・説明を区別する ・指示は原則として「・・・なさい」この3つの指導言を、意識的に区別して指導にあたる。
- ・説明とは、事柄の内容や意味をよりわかりやすく話すこと
- ・発問とは授業における質問 5Wで組み立てると答えやすい。Howでの発問は答えにくい
- 一時に一事の指示
・一時に一つずつ指示を出しA、その都度できているか確認して声をかけB、次に進むC。
例)「図工の本を出します」A
できている子を見てうなずく、「○さん、大丈夫?」B
「○ページを開きます。」C
「早い!」「◇さん、まだかな?」B・・・
よく教師がまとめて指示を出してしまい、ついて行かれない子が諦めてしまうことになってしまうので注意!
- 本時目標を押さえる
・最重要!この1時間で何ができるようになればよいのか、教師がゴールを見据えて授業を行う。
- 机間指導
- ・全体での指導の後、子どもたちが学習活動に入ったら、一人ひとりの作業や考えをみとり、指導に活かす。この時にどんどん○をつけていき、自信を持たせる方法もある。