「話し方入門」

D・カーネギー著 創元社 からの引用

 

言葉づかいを改善する

 

一、私たちはたった四つの接点で人とふれあっている。私たちはこの四つの点、るまり私たちの行動、外観話す内容、話し方、によって評価され、類別される。どういう言葉を使うかによって判断される場合も非常に多い。

 

二、どんな人とつきあうかによって、あなたの言葉づかいは大きくちがってくる。だからリンカーンを見習い、すぐれた文学作品に親しむことにしよう。リンカーンがよくしたように、夜はシェークスピアやその他のすぐれた詩人や散文の巨匠たちに親しもう。

 

四、本を読むときは辞書をかたわらに置いておこう。知らない言葉が出てきたら、辞書に当たってみること。用法を調べるようにすると、その言葉はしっかり記憶される。

 

五、言葉の派生を調べよう。言葉の歴史は退屈で無味乾燥なものではなく、ロマンスに満ちている場合が多い。

 

六、たなざらしの、使い古した言葉を使わない。意味を正確・的確に伝えよう。見て感動したものをすべてbeautifulで片付けてしまうのは困りもの。

★zekkoutyou

全部で7つあったのですが、ここには5つ抜粋しました。

その中でも、四、五、六は特にやってみたいと思いました。