齋藤喜博全集7

齋藤喜博著 国土社 からの引用

 

こどもに自信を持たせる方法 (続き)

 

学校のなかでたよりになり信頼できるのは、またそういう役割を果たさなければならないのは、主として教師であるが、それはたんなる、一個人としての教師ではなく、具体的に、子どもを指導し、子どもの可能性を引き出してくれる専門家としての教師である。

そして、そいう具体的な仕事は、学校では、授業のなかで行われる。

すぐれた授業の中で、自分の可能性を十分に引き出してもらうことができたとき、子どもたちは、はじめてその先生を信頼し、たよりにするようになる。

 

子ども達が跳び箱を跳ぶとき、指導の上手な先生が跳び箱のところに立っていると、子どもたいは少しも危機感を持たないから、安心しきって跳ぶ。

そのために、どんな子どもでも必ず跳び越えるようになってしまう。

 

普通の授業のときでも同じだ。

算数でも国語でも、かならずわからせてくれる先生、そういう先生に毎日教わっている子どもたちは、その先生を信頼し安心しきっている。

だから満ち足りて勉強し、自分の力を伸び伸びと出し切っている。

 

★zekkoutyou

でました、跳び箱指導!・・・

>どんな子どもでも必ず跳び越えるようになってしまう。

 

ですよ。

若い頃、これに憧れ、実践を重ねたものです。

 

今は、児童に触れることがタブーな感じがあるので実践できませんが・・・。

 

>すぐれた授業の中で、自分の可能性を十分に引き出してもらうことができたとき、子どもたちは、はじめてその先生を信頼し、たよりにするようになる。

 

子どもたちは、自分を 自分たちを伸ばしてくれるを求めている。間違いないですね。