齋藤喜博全集7

齋藤喜博著 国土社からの引用

 

子どもに自信を持たせる方法

 

学校での友達も、たよりにし、信頼できる対象となる。

それは、学校での授業が、教材を中心として、教師と子ども、子どもと子どもとの間で激突を起こしながら、自分もみんなも次々と新しい世界へと高まっていくような学習をすることによってである。

そういう学習をしたとき、「友達というものは何とよいものか」ということを知るようになる。

友だちとさまざまな考え方や解釈を激突させることによって、自分だけでは出せない世界に入り、自分だけでは出せない自分の可能性を出すことができたということを知るようになる。

 

学校全体の雰囲気とか、子ども相互の関係とかいうものも、大きな力になっている。

 

★zekkoutyou

 

>それは、学校での授業が、教材を中心として、教師と子ども、子どもと子どもとの間で激突を起こしながら、自分もみんなも次々と新しい世界へと高まっていくような学習をすることによってである。

 

GIGAスクールの時代になっても、授業の本質がここにあることは変わらないですね。