齋藤喜博著 国土社 からの引用
子どもに自信を持たせる方法
子どもたちは、たよりになるもの、信頼できるものが自分のそばにいるときは、かならず安定感をもち、自信をもち、心のゆとりを持って、楽しそうに伸び伸びとしているものである。
家庭で心のよりどころとして、たよりになり、信頼できるものは、両親とか兄とか姉とかである。
それらを信頼できず、たよりにならないとき、子どもたちはかならず不安定になり、落ち着かなくなり、ひとつのことに集中して努力ができなくなる。頭が働くなくなったり、興味がまっとうなものに向かなくなったりする。
いわゆる不良児が、信頼できずたよりにできない両親や、兄や姉を持っている子どもに多いのは、そういうところにも原因がある。
★zekkoutyou
日本の教育の古典シリーズ。
私はこの「齋藤喜博全集」をなんと、初任の時の校長先生からいただきました。
以来うん十年、積読しておりました・・・・。
あまりのボリュームに圧倒されつつ、パラパラと読んでいこうと思います。