齋藤喜博全集7

齋藤喜博著 国土社 からの引用

 

子どもに自信を持たせる方法

 

子どもたちは、たよりになるもの、信頼できるものが自分のそばにいるときは、かならず安定感をもち、自信をもち、心のゆとりを持って、楽しそうに伸び伸びとしているものである。

 

家庭で心のよりどころとして、たよりになり、信頼できるものは、両親とか兄とか姉とかである。

それらを信頼できず、たよりにならないとき、子どもたちはかならず不安定になり、落ち着かなくなり、ひとつのことに集中して努力ができなくなる。頭が働くなくなったり、興味がまっとうなものに向かなくなったりする。

 

いわゆる不良児が、信頼できずたよりにできない両親や、兄や姉を持っている子どもに多いのは、そういうところにも原因がある。

 

★zekkoutyou

日本の教育の古典シリーズ。

私はこの「齋藤喜博全集」をなんと、初任の時の校長先生からいただきました。

以来うん十年、積読しておりました・・・・。

 

あまりのボリュームに圧倒されつつ、パラパラと読んでいこうと思います。