個人面談に向けて
◎保護者を味方にするチャンスに!最初が肝心!!
・保護者とゆっくり話せる最初の機会。「担任の先生はうちの子どものことをよく理解してくれている」「安心して任せられる」と思ってもらえるようにしたい。
そのためには
・がんばっていることを前面に出して、思い切りほめてあげること。
・努力してほしいことは控えめに伝える。その際、家庭に責任を押し付ける言い方にとられないように注意。
※「私の力不足で・・・」「私も全力で指導にあたりますので、お力添えをいただけますか?」
・がんばっていることを伝える時も、努力してほしいことを伝える時も、できるだけ具体的に!
流れ(例)
- 来てくれたことへの感謝、保護者の話を聞く
- ※家庭での様子、保護者から見た我が子の長所や短所、保護者の願いなど
- 学校での児童の様子、良いところ、頑張っていることを中心に、具体的に。
- 指導にあたり、保護者の協力を仰ぎたいことについては、上記を参考に控えめに。
- 最後に何かありますか?と聞く
- ※ここになって初めて、相談したいことや困っていることを言ってもらえる場合がある。
⑤ 「ありがとうございました」と言って立ち、保護者を教室の出口まで送る。
※話が長くなったとき、切り上げる時にも使える技。
注意
・親と心を通じ合わせ、信頼関係を築く場に。親が子ども良いところを再確認できるように。来てよかったと思ってもらうよう心がける。
・話しにくいことを無理に聞き出そうとしたり、メモをとったりすることはさける。(メモは後で、でもその日のうちに)
・他の子や家庭、他の教師の批判には同調しない。
・全校のかかわること、即答できないことは、相談または確認して、後日返答すると伝える。
→学年、管理職に伝える
・聞くべきこと、聞いてはいけないことを考えておく。
・学年や学校の方針、共通理解事項を確認しておく。
・事前に、家族構成、健康上気をつけること等を確認しておく。(家庭環境調査票等)
★普段から(もしくは面談が近づいたら)、給食時や放課後に少しずつ一人ひとりの良いところや、係り活動の様子、授業での発言や様子、友達との関わり、休み時間の遊びなど、ネタを集めて記録しておくとよい。アンケートをとっておくのも参考になる。