樺沢紫苑著 ダイヤモンド社 からの引用です。
≪悪意を向けてくる人への対処法≫
TO DO2 スルー言葉を使い分ける
スルーすると言っても、現実的には難しいかもしれません。
上司や先輩などには「へえ」は使えません。
そんなときは、いくつかのバリエーションで「スルー言葉」を使い分けましょう。
毒舌、冷淡系の「スルー言葉」としては「それが何か?」は強烈です。
ネット民がよく使う言葉ですが、クールな口調で「それが何か?」と言われると反論のしようがなく、相手は黙るしかありません。
とはいえ、上司や先輩から、圧力をかけられたときに、「それが何か?」というと角が立ち、相手を怒らせます。
その場合は「丁重・丁寧系スルー言葉」を使います。
たとえば、笑顔で「アドバイス、本当にありがとうございます」と言います。
顔は笑顔ですが、心の中は全力でスルー。
当然そのアドバイスを実行する必要はありません。
「(笑顔で)それはよかったですね」と言うのも使えます。
丁寧さ95%の中に、5%だけ「私には関心がない」という非言語的なメッセージがこもっています。
相手と関わりたくない場合は、「毒舌・冷淡系」のスルー言葉を、自分よりも上の立場の人には「丁重・丁寧系」のスルー言葉を使い、上手にスルーしてください。
最強のスルー言葉集(毒舌・冷淡系→丁重・丁寧系)
・へー、それで?
・それが何か?
・それで、他に何か?
・わかりました。それで?
・大丈夫です。ご心配なく。
・そうですね。わたしもそう思います。
・ありがとうございます。
・なるほど、そういう考えもありますね。
・わかりました。検討させていただきます。
・アドバイス、本当にありがとうございます。
・(笑顔で)それはよかったですね。
☆zekkoutyou
早速、悪意を向けられている仲間に伝えます!