「ストレスフリー大全」⑤

樺沢紫苑著 ダイヤモンド社 からの引用です。

 

≪悪意を向けてくる人への対処法≫

 

TO DO2 スルー言葉を使い分ける

 

スルーすると言っても、現実的には難しいかもしれません。

上司や先輩などには「へえ」は使えません。

そんなときは、いくつかのバリエーションで「スルー言葉」を使い分けましょう。

 

毒舌、冷淡系の「スルー言葉」としては「それが何か?」は強烈です。

ネット民がよく使う言葉ですが、クールな口調で「それが何か?」と言われると反論のしようがなく、相手は黙るしかありません。

 

とはいえ、上司や先輩から、圧力をかけられたときに、「それが何か?」というと角が立ち、相手を怒らせます。

その場合は「丁重・丁寧系スルー言葉」を使います。

 

たとえば、笑顔で「アドバイス、本当にありがとうございます」と言います。

顔は笑顔ですが、心の中は全力でスルー。

当然そのアドバイスを実行する必要はありません。

「(笑顔で)それはよかったですね」と言うのも使えます。

丁寧さ95%の中に、5%だけ「私には関心がない」という非言語的なメッセージがこもっています。

 

相手と関わりたくない場合は、「毒舌・冷淡系」のスルー言葉を、自分よりも上の立場の人には「丁重・丁寧系」のスルー言葉を使い、上手にスルーしてください。

 

最強のスルー言葉集(毒舌・冷淡系→丁重・丁寧系)

・へー、それで?

・それが何か?

・それで、他に何か?

・わかりました。それで?

・大丈夫です。ご心配なく。

・そうですね。わたしもそう思います。

・ありがとうございます。

・なるほど、そういう考えもありますね。

・わかりました。検討させていただきます。

・アドバイス、本当にありがとうございます。

・(笑顔で)それはよかったですね。

☆zekkoutyou

早速、悪意を向けられている仲間に伝えます!