”荒れ”への「予防」と「治療」のコツ

赤坂真二著 日本標準 参考文献

 

5 教室での具現化にあたって③

 

「頑固さ」と「明るさ」はさまざまな書籍にも主張されていることです。

それに加え、私が今いちばん重視しているのが「あたたかさ」です。

 

このごろ、子どもと接していて感じるのは「あたたかさ」を求める子どもが多いことです。

親に求めるような愛情を求めているようにも感じます。

「甘えたい」という強い願いを感じます。

 

だから、子どもへの働きかけに「ぬくもり」や「体温」があるかどうかが重要になってきます。

私の出会った授業の名人と呼ばれる人、学級づくりの達人と呼ばれる人たちは、例外なく「あたたかかった」です。

器の大きさがなせるのか、ひと言ひと言に「体温」を感じました。

それでは、「あたたかい」ということはどういうことでしょうか。(続く)

 

★zekkoutyou

>私の出会った授業の名人と呼ばれる人、学級づくりの達人と呼ばれる人たちは、例外なく「あたたかかった」です。

 

「例外なく」!!

あたたかさはこんなにも大切な教師の資質なのですね。

ぬくもりや体温を感じられる指導、言葉、表情、身に付けていきたいものです。