子どもを伸ばす学級づくり 「哲学」ある指導法が子どもを育てる
土作彰著 日本標準 からの引用
≪実践の前提論≫
①「一人ひとりが力を伸ばし、素晴らしいクラスにする」と誓い合うこと(目的の確認)
②教師が魅力ある授業で、子どもの視線をこちらにむけること(縦糸論)
③子ども同士のつながりをつくる指導を行うこと(横糸論)
④問題を持たされた子どもとつながっておくこと(要配慮児童へのケア)
⑤子どもたちの言動に逐一適切な評価を行うこと(評価論)
順に紹介していきたいと思います。
ここで注目したのは、要配慮児童のことを「問題を持たされた子ども」と表現していること。
問題が「ある」のではない、「持たされているのだ」という意識。
ここにすでに哲学を感じます。