相田みつを いのちのことば 育てたように子は育つ 相田みつを書 佐々木正美著 小学館 からの引用
点数
にんげんはねえ
人から点数を
つけられるために
この世に生まれて
きたのではないんだよ
にんげんがさき
点数は後(相田みつを)
育児や教育のもっとも重要な課題は、その子どもが持って生まれた長所に気づいて、それを持っている子どもに心底ほれぼれしてやることだと思う。
欠点のない人間なんていないように、長所のない子どももいない。
その長所を発見して、いいなあと感激してやって、そのことを子ども自身にも気づかせてやることである。
そうすれば、子どもに限らず人間はみんな百点になる。
ところが、親や教師や大人たちが間違うのは、子どもの長所よりも先に短所や欠点のほうばかりを見つけ出して、それを直させようとすることである。
欠点などそう簡単に直せるものではない。
自分の胸に手を当てて考えてみれば分かることではないか。
そんな、どうせそう簡単に直すことができない欠点は、そのままにしておいて、長所のほうを見つけだしてやれば、子どもはその長所を頼りに生きていける。
育児や教育の下手の人ほど、子どもの弱点や欠点ばかりにこだわっているように思えてしかたがない。
★zekkoutyou
>育児や教育の下手の人ほど、子どもの弱点や欠点ばかりにこだわっているように思えてしかたがない。
教育の下手な人を脱するよう、これを肝に命じます。