「不可能を可能にする大谷翔平120の思考」 ピア出版からの引用
僕はマイナス思考なんです。
だから弱点が見えたら
しっかり直して塗り潰したい。
世の中、プラス思考の花盛りだ。
そこはプラスじゃマズいだろうという場面でも、反省しないまま羽ばたいていく人もいる。
一方、大谷はマイナス思考と明言する。
一番近くで見ているチームメイトから「ストイック」と評される真摯な姿勢は、不安の裏返しだという。
「よかった時より、悪かった試合の方が記憶に残るんです。自分の弱点があったら、しっかり直していきたい。頑張れという声も、自分がマイナス思考の時は”ちゃんとストライクに入れろ”に聞こえるんです」
いずれも、どちらかに偏りすぎるのも苦しいが、自分の内面と対話するタイプはマイナス思考寄りとなる。
不安を抱えたまま生きるのは苦しい。
ひとつひとつ努力で塗り潰した先には理想に近い自分が待っている。
★zekkoutyou
「不可能を可能」にした大谷選手が、マイナス思考、と自覚しているというのがとても興味深い。
自分の長所はのびしろがあることという大谷選手。それは、この「弱点を塗りつぶす」ことからきているのかもしれません。