西川純著 学陽書房 からの引用です。
今のあなたのクラスの状態は?
〇さあ『学び合い』を始めよう!の前に
『学び合い』を始めると、確実にクラスは変わります。
あなたが「こういうクラスになるといいな」と願っていた方向に動きだします。
ここまで来て、「やってみようか」と思えたら、まず、クラスの現状を把握しましょう。
現状のあなたのクラスの地を知りたければ、休み時間の子どもの様子を数回見てください。
見るポイントは以下の通り。
①子ども達が関わっている集団の大きさ。比較的大きな集団?いつも特定の2人?
②流動性。比較的大きな集団だとしても、その集団が固定的か、流動的か?
③孤立している子ども。図書館でぽつんとしている子。職員室の入り口で先生に話しかけようとしている子。子どもは子どもを求めるもの。大人である教師を求めるとしたら、他の子どもを求められないから。
改善すべき面が多いことがわかると思います。
『学び合い』を実践すると、それが授業中によく見えるようになります。
よく見えるからこそ、「一人も見捨てずに」という言葉を、心を込めて語ることができます。
それによってクラスはどんどん変わります。
★zekkoutyou
「一人も見捨てずに」という言葉を、心を込めて語ることができます。
同じ「言葉」で語ったとしても伝わり方は全く違います。
カギは「心」にあります。
心から思っているか。