小貫悟監修 イトケン太ロウ著 東洋館出版社 からの引用です。
ナイナイ
【いたずらフォーカスによる効力】
「友達の良いところをいくつ言えるかな?」と先生に聞かれた時、あなたはすぐに友達の良いところを見つけられますか?いくつ挙げられますか?
友だちの良いところをみつけようとして、いろいろ考えてもなかなかみつかないのは、もしかしたら「ナイナイ」の仕業かもしれません。
ナイナイはフォースを使って、「良いところなんか、なーい、なーい」と呪文をかけて良いところがみつからないようにしてるんだって。
【いたずらの理由】
実はね、ナイナイの住んでいた南の島では、動物も植物もお互いのバランスを上手にとりながら暮らしていたんだ。
ナイナイたちの生活には、みんながみんなにとって大事な存在なんだ。
誰も悪いところはないし、良い悪いではなく、お互いに必要だと思っているんだ。
だから「良いところなんて、なーい、なーい」と言いながら誰も悪くないってことを伝えようとしているんだ。
ナイナイは人間の世界では悪いところの方が目に付きやすいってことも知っているから、なおさら「なーい、なーい」と言いたくなるみたいだよ。
【転生した後】
みんながお互いのことを大切に思えるようになったら、ナイナイは転生して、動物園のサルゾーンに行きます。
ナイナイは、次生まれ変わるとしたら、あるある探検隊に入りたいと思っているんだって。
【どちらの未来を選ぶ?】
・人を良い悪いで判断する世界
・お互いの存在を必要としあう世界
★zekkoutyou
良いところを見つけよう、という話じゃないんですね!
良い悪いで判断せず、お互いの存在を必要としあうことを目指しているのですね。
なるほど~~!深い!