今日は前回の続き「教室に笑顔があふれる 学級づくりミニネタ&コツ102」土作彰著 学事出版からです。
≪生き方を教える≫
やっていいこと・わるいこと
・黒板に次のように板書します。
「やっていいこと・悪いこと」
そして問います。
「やってよいこととはどんなことでしょう?またやって悪いこととはどんなことでしょう?」
いろいろ出させます。やってよいことなら「ほめる」「助ける」「勉強する」「お手伝いする」などが出されるでしょう。答えを一通り聞いたら次のように言います。
「やってよいこととはズバリ、人を幸せにすることです。逆にやって悪いこととは人を不幸にすることです。」
ここで自分の行動の価値は相手を幸せにするかどうかであることを押さえます。これから行動するときあるいはどうしようか迷った時、「どれだけの人を幸せにできるか考えてから行動しましょう」と締めくくります。
・この後
「では人を幸せにする行動にはどのようなことがありますか?」など問うて考えさせるのもよいでしょう。
あるいは
「朝から人を幸せにするどんな行動をしましたか?」などと聞いてみてもよいでしょう。望ましい行動の価値づけ、方向づけを折に触れて行います。