「マンガでよくわかる 行動科学を使ってできる人が育つ!教える技術」⑥

石田淳著 かんき出版からの引用です。

 

≪続けさせるために数値化する≫

●正しい評価のために「行動」の回数を数える

 

部下が実行した”望ましい行動”をほめることで、その行動をさらに実践し続けるようにサポートできます。

ここで紹介するのは「メジャーメント」という手法

行動の回数を数えるということです。

成果の直結する行動である場合、その行動をしたら結果にかかわらず、1とカウントします。

行動科学マネジメントではこの「メジャーメント」をとても大切にしています。

その理由は主に2つ。

・部下に対する評価がより確実になる

・数値化すれば、本当に望ましい行動かどうか判断できる

 

回数を数えることが不可能なものを判断するためには、判断基準をきめておき、それにしたがって判断する方法があります。

判断基準例 

「とてもよい」「よい」「ふつう」「悪い」「とても悪い」

グラフ化するとよい。

 

ただし、グラフ化するのは「成果」ではありません。

結果を変えるにはそこにいたる行動を変えるしかない。

回数を数え、グラフにするには、”成果につながる、望ましい行動”でなくてはいけません。

★zekkoutou

メジャーメントは、先生方を対象に行うのは難しそうです。

でも、子どもたちには活用できそうです。

結果、ではなく、行動の数を数える、というのがよいですね。

 

みんなで取り組めます!