石田淳著 かんき出版からの引用です。
≪「叱る」際のポイント≫
●人格や性格を叱ることは×
部下に仕事を教え、育てていくなかで、叱ることが必要な場面だってもちろんあるでしょう。
その際にしてはいけないのは、「どうしていつもモタモタしているんだ」「そういう性格だから、売れないんだ」というように、人格や性格を叱ること。
あくまでも、焦点を絞るのは、その人の「行動」です。
・やらなければいけなかったのに、やらなかった行動
・やってはいけないのに、やってしまった行動
叱る対象はこうした「行動」だけにしてください。
そして叱った後にはフォローを。
フォーローといってもご機嫌とりではありません。
行動を望ましい方向へ変えていくために、”君に実行してほしいのは、こういう行動だ”と具体的な表現で説し、場合によっては具体的な改善策やアイデアを与えてあげるのです。
★zekkoutyou
叱られた人が「自分はダメだ」と思うのではなく、「この行動(だけ)がダメだった」と思えるように。
子どもに対しては、これは厳守!したいです。