「マンガでよくわかる 行動科学を使ってできる人が育つ!教える技術」⑤

石田淳著 かんき出版からの引用です。

 

≪「叱る」際のポイント≫

●人格や性格を叱ることは×

 

部下に仕事を教え、育てていくなかで、叱ることが必要な場面だってもちろんあるでしょう。

その際にしてはいけないのは、「どうしていつもモタモタしているんだ」「そういう性格だから、売れないんだ」というように、人格や性格を叱ること。

あくまでも、焦点を絞るのは、その人の「行動」です。

・やらなければいけなかったのに、やらなかった行動

・やってはいけないのに、やってしまった行動

叱る対象はこうした「行動」だけにしてください。

そして叱った後にはフォローを。

フォーローといってもご機嫌とりではありません。

行動を望ましい方向へ変えていくために、”君に実行してほしいのは、こういう行動だ”と具体的な表現で説し、場合によっては具体的な改善策やアイデアを与えてあげるのです。

★zekkoutyou

叱られた人が「自分はダメだ」と思うのではなく、「この行動(だけ)がダメだった」と思えるように。

子どもに対しては、これは厳守!したいです。