「ほめ言葉手帳2022]③

菊池省三著 明治図書からの引用です。

 

≪善循環を創り出そう≫

 

悪循環という言葉はよく目にしたり耳にしたりします。

でも、「善循環」と言う言葉にはあまりなじみはありません。

ほめるということで起きる善循環について考えてみました。

 

自分のがんばりを素直にほめる

   ↓

少し心に余裕ができる

   ↓

人をほめることができる

   ↓

人から受け入れられる

   ↓

自分が好きになる

   ↓

自分のがんばりを素直にほめる・・・

 

人をほめるには、心の余裕が必要です。

人と比べるのではなく、素直に自分をほめ、自分に自信をもち、ありのままの自分を受け入れて、心の余裕を生み出したいものです。

自分のことがもっと好きになれるでしょう。

この善循環は、大人も子どもも一緒だと思います。

 

★zekkoutyou

セルフ・コンパッション(自分へのいつくしみ)にも通じるものがありますね。

特に、私たち日本人は謙遜し、他人と比較して自分を軽視する傾向が強いと言われます。

私はよく、周りの人に「そんな謙遜しないで、自画自賛しようよ!」話します。

自画自賛、悪いことのように言われますが、やっぱり、せめて自分は自分をほめてあげないと。

大人はなかなか人からほめられませんからね・・。

まずは、自分で自分をほめる!それは、菊池先生がおっしゃるように善循環につながるはずです。