「マンガでよくわかる 行動科学を使ってできる人が育つ!教える技術」②

石田淳著 かんき出版からの引用です。

 

≪具体的な行動で表現する≫

●指示や指導も”具体的な行動”で表すこと

 

行動を具体的に言語化するとき、参考にしたい「MORSの法則(具体性の法則)」

・Measured 計測できる(数値化できる) 

・Observable 観察できる(誰が見ても、どんな行動をしているかわかる)

・Reliable 信頼できる(どんな人が見ても、それが同じ行動だと認識できる)

・Specific 明確化されている(何をどうするかが明確になっている)

 

この4つの条件を満たしていないものは「行動」とは呼べません。

 

例)×お客様に商品を渡すときは、もっと丁寧に

  〇商品を両手で運びながら、お客様を見せの出口まで案内する

 

  ×計画書をできるだけ早く提出する

  〇明日の午前11時までに、私のメールに添付して送ってください

★zekkoutyou

 これは、教師が指示するときにとても有効ですね!

つい、「きちんと」「しっかり」「ちゃんと」・・・といった言葉をつかいがちです。

ここまで明確にはできないにしても、この意識は必要ですね。