「マンガでよくわかる 行動科学を使ってできる人が育つ!教える技術」⑦
参考文献は 石田淳著 かんき出版です。
≪補助輪を外してあげる≫
「プロンプト」とは、正しい行動ができるように補助してあげること。
自転車の補助輪やプールで使うビート板も、正しい自転車の乗り方や泳ぎ方を身に付けるためのプロンプト(補助)
「フェインディング」とは、最終的にプロンプトなしで正しく行動できるよう、徐々にプロンプトを外していくこと
幼児の自転車に補助輪をつけているのは、補助輪なしで自転車で乗れるようにするため。
でも、職場では補助輪をつけたまま部下を走らせ続けている上司も。
新人のためのプロンプトには配慮していても、フェインディングには無頓着なことが多い。
まだ部下が仕事を始めたばかりの時期であれば、さまざまな場面で上司がさりげなくサポートするというのは全く問題ありません。
でもそれはあくまでも
部下が自分で正しい行動ができるようになるためのもの。いつかは外さなければならない
★zekkoutyou
この視点!抜けがちです。
「いつかは外す。外すことが本来の目標。
これを忘れてしまうと、大きなお世話をずっとし続け、成長を妨げることにもなります。
学校で話題になったこと。
ユニバーサルデザインを活用して、一目でわかる掲示を工夫しているが、いつまでもそれがなくてはできない児童にしてはならない。自分で考えて行動できるようにすることが最終目標であるということ。
こんな素敵な発言がさらっと出てくる、職場。うれしいです。