「部下に余計な仕事をさせない」

今回は「教職研修2022年4月号 新・教育直言

国立教育政策研究所長 元東京都品川区立大崎小学校長 浅田和信氏の記事からです。

 

≪部下に余計な仕事をさせない≫

●ネチネチ怒らない

 

学校や霞が関働き方改革や業務改善が堂々と議論できるようになった。

やっと正常化の緒に就いたということだ。

人間、仕事の道具として生きているのではないからね。

私自身は無理をしても構わないという古いタイプの人間だが、他人には余計な仕事はさせたくないし、部下を守るという使命感は20代の係長の時から強くあった。

上司、管理職の姿勢で部下の働く環境は大きく変わる。

霞が関でも反面教師から学んだし、学校でも酷い校長、教頭等の話も聞いた。

・・・

昔は役所にも「クラッシャー」と呼ばれる部下を潰す上司がいた。

同じ課の上司から係員への叱責があまりに口汚くしつこいので、たまりかねて「私が責任をもって育てるから、以後は口を出さんでもらいたい」と割って入ったことがある。

そもそも指導はネチネチするものではない。

心配性なのか、絶対に使わないであろう資料をしょっちゅう部下につくらせる上司がいた。

無駄だから、その上司がいない隙にそのまた上司に話をつけ「作らんでよい」と言質をとり、後で上司の報告しては怒られた。

ただしこれは、自分が怒られるのは平気で、上司の上司がまともな場合しか使えないが。

 

☆zekkoutyou

 

>部下を守るという使命感は20代から強くあった。

かっこいいですね。

 

私も無駄なことはさせたくないとは強く思っています。

守る、というか、先生方がとにかくできるだけハッピーでいてくれたら、仕事のパフォーマンスがあがると思っています。

そのために少しでもできることをしていきたいです。