今回は「ストレスフリー超大全」樺沢紫苑著 ダイヤモンド社からです。
過日、樺沢先生のtoutube「樺チャンネル」の内容を紹介しました。
その後、このように本も買い求めて勉強中です。
≪嫌なことを忘れる方法≫
失恋や失敗など「嫌な出来事」が頭の中にこびりついて離れないことは、誰しも経験があることでしょう。
そんなとき、どうやって頭を切り替えればいいのか、その方法を教えましょう。
ファクト①「嫌な出来事」はアウトプットしない
嫌なことがあったとき、あなたならどうしますか。たとえば、失恋してショックを受けたとします。そのことを短期間に3人の友達に別々に相談したとしたらどうでしょう。
話すことはアウトプットすることです。
つまり、短期間に3人に話すことで、その記憶は強烈に記憶され、忘れられない状態になってしまいます。これが脳の仕組みです。
そうやって必死に記憶してしまうことで、より忘れられなくなるのです。アウトプットで強化された記憶を消すのは「Apple=りんご、という単語の意味を忘れたい」と言うのと同じくらい難しい話です。
「失恋した」「仕事で大失敗した」「上司に叱られた」などネガティブな出来事を、何度も人に話すことは、しないほうがいいのです。
ToDo①「一回ルール」を徹底する
とはいえ、「嫌な出来事を誰にも言わずに心にとどめておく」ということは、ストレスがたまるし、多くの人にとって非常に難しいことでしょう。
先ほどは「短期間に3回アウトプッとすると強烈に記憶してしまった」と言う話だったので、「たった1回のアウトプット」であれば大丈夫です。
英単語の意味を、一回だけ聞いて一回復唱しただけで覚えられる人はいませんそれと同じで嫌な出来事があった場合、「自分の一番信頼できる友人にその話を一回だけ話て、それで終わりにする」というのがベストです。
これを私は「ストレス発散の一回ルール」と呼びます。
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「一回吐き出したら、それで忘れる」ということを習慣にしましょう。最初は大変かもしれませんが、慣れるとできるようになります。「忘れる」ということも練習次第なのです。
☆zekkoutyou
なんて明確なのでしょう!
悩みに対して、ファクトとToDoで スッキリわかりやすく、取り組みやすい提案をしてれます。
「ストレス発散の1回ルール」で、話すのは一回だけ!
忘れることも練習次第、というのもうれしい学びでした。