「教える技術② チームリーダー編 マンガでよくわかる 行動科学で成果が上がる組織をつくる」②

今回も「教える技術 チームリーダー編 マンガでよくわかる 行動科学で成果が上がる組織をつくる」石田淳著 かんき出版からです。

 

2 部下の長所をみつけ、紙に書きだす

 

私はセミナーで「部下の長所と短所を、思いつくだけ全部書き出す」という課題を出すことがあります。

すると「欠点ならどんどん思いつくのに、長所は難しい・・」と頭を抱えてしまうかたがとても多くいます。

ビジネス戦略での沿って適任者に指示を出すというのは、リーダーの大きな責務のひとつ。

ですから、それぞれの部下の長所をつかんでおくことは、マネージャーやリーダーにとって不可欠な要素です。

なのについつい欠点ばかりに目がいってしまう・・

これは人間の習性で、すっかり”習慣”になっているのです。

 

そこで、私がリーダーのみなさんに実践していただきたいのが、マンガにもあった部下の長所を手帳に書き留めることです。

”毎日必ず一つ、チームの中の誰かのいいところを見つけて書く”

”毎日ターゲットを一人決めて観察し、よい行いをするたびに記録する”

など方法は自由に決めてください。

これを1~2週間続ければ、部下の長所に目を向ける習慣ができますし、何よりも部下に関する新な発見が数多くできるはずです。

 

☆zekkoutyou

行動科学の本なので、具体的な行動まで示してくれているのがとてもありがたいです。

私も「ほめ言葉手帳」を活用していますので、よいところを書き入れてはいました。

ですが、一人でもよいから、”毎日”できるように、今日からやっていきます。