「先生と生徒の心をつなぐNLP理論 子どもの夢を育むために」 NLP研究所代表 堀井恵著 三修社 からです。
以前、教育雑誌でNLP理論というのを目にしてから気になっていました。
今日は基本理論です。
≪教師のためのNLP理論≫
NLPとは
「相手の意欲を引き出す」コミュニケーション
特にこの十数年間私が大事にしてきたことは「コミュニケーションとは相手の意欲を引き出すこと」という前提で人と関わることです。
NLPにはそのためのコミュニケーションスキルがたくさんあります。
これらのスキルを自分のものにするときに、さらに大切なのが「相手の尊厳を大切にする」ことです。
ただ理論を学んで覚えるだけではなく、そこではお互いに交流や共感、あるいは感動が存在して人間のかかわりが成り立っています。特に人と関わることは「NLPのスキルを覚えました、このようにすれば意欲的になります」ということを教えているだけでなく、そこには「相手の尊厳を大切にする」という人のあり方も同時に教えています。
否定的な出来事は増えている中で、私たち一人一人のちょっとした意識と言葉遣いが変わることによって、周りにポジティブな人間関係が増えていきます。
そして互いに大きな影響を与えあう関係ができていきます。
それを子どもたち、そしてその子どもたちと密にかかわる先生方に知っていただきたいのです。
それが未来の日本を創ることになる、と考えています。
≪NLPの基本前提≫
①コミュニケーションとは相手の意欲を引き出すこと
②人はエクセレントライフを送るために生まれてきている
人は必要なリソースはすべてもって生まれている(生まれ持っている)
③コミュニケーションは常に繰り返し起きている(言葉プラスVAK)
④チャンキング どんなことでも適当なサイズにすれば達成可能である
⑤肯定的意図 すべてのひとの行動の裏側には肯定的な意図がある
⑥誰でも何でもできる。誰かにできることはモデリングすることで可能になる
⑦人はいつでもベストの選択をしている
⑧失敗はない、そこに学びがある
⑨あなたのコミュニケーションの意味は相手の反応でわかる
⑩人は自分のマップで現実に対応していて、現実そのものに反応しているのではない
地図(マップ)は実際の地形ではない
☆zekkoutyou
「コミュニケーションとは相手の意欲を引き出すこと」
NLPにはそのためのコミュニケーションスキルがたくさんあります。
相手の意欲を引き出すことだったら、教師として手に入れたいスキルですね!
勉強してみます。