「神・時間術」③

樺沢紫苑著 大和書房 から続きます。

 

≪「今でしょ」仕事術≫

●「未決」を決断する

 

そうは言っても、「本当に重要な決断」の場合、30秒で決められないこともあります。

その場合、「今は決めない。5月30日に決める」と決断します。

つまり未決を決断するというわけです。

あるいは、意識的に「保留」を決断するのです。

 

 

そうすると、それまでの間、その案件を何度も考えないですむようになります、。

締め切り時間になり、情報がそろったら、改めて判断・決断すればいいのです。

・・・

未決を決断すると脳のワーキングメモリの節約となり決断するまでの集中力を相対的に高める、つまり集中時間を創出していることになるのです。

 

●「いつまで」ではなく「いつやるか」

 

「未決を決断する」で重要なのは「5月30日12時に決める」と言う点です。

ほとんどの人は物事を先延ばしにする場合「5月30日の12時”まで”に決めるのように、「期限」を決めるはずです。

・・・

今、できない仕事があった場合、「5月25日までに終わらせる」というように先送りするのが普通ですが、これがダメなパターンです。

「5月25日の15時~16時に終わらせる」と作業時間まで指定します。

そうするとその仕事は確実に「5月25日」までに終わらせることができるのです。

☆zekkoutyou

昨日、校内を回っていたら3年生が「校長先生だ~」と嬉しそうに今やっていることなどを話しかけてくれました。

そして、私がその場を去るとそのうちの一人が「校長先生、絶好調!」つぶやきました。

そうそうそれそれ!それがこのブログのタイトルです♪

 

>未決を決める

コロナ禍でこれまでにない「判断」を求められることが大変多い2年間でした。

スピードが求められるものはもちろん即決するのですが、行事の実施などについては「いつ決める」としてきました。

ちょっと自信をいただきました♪

 

ただし、「いつやるか」は、どうしても「いつまでに」、やろうとしてしまいますね・・。