「神・時間術」②

樺沢紫苑著 大和書房からです。

 

「今でしょ」仕事術1

 

●2分判断術

すぐに終わる仕事は、後回しにしないで今すぐ、終わらせた方がいい。。。。

「すぐ終わる仕事」とは、ずばり「2分以内で終わる仕事」のことです。

「2分で終わる仕事」とは、典型的なのがメールの返信でしょう。

「今、返信しないで、後で暇なときに返信しよう」と思ったら、後でもう一度メーラーを立ち上げて、そのメールを探して、そのメールを開いて、もう一度読み直して、・・なんてことをやっていたら、それだけで30秒か1分くらい経ってしまします。

 

今返信すれば、1~2分で終わるのに、後に回すことで。余計にもう1分の時間がかかってしまう。

ということで、「2分で終わる仕事」は、後に回さず、今すぐ終わらせた方がよいのです。

 

●30秒決断術

「迷っている」というのは時間の無駄です。

「今、決断をしない」ということは、「あとから改めて時間をとって、じっくりと考え直す」ということを意味しますが、これまた時間の無駄の連鎖をうみます。

あなたが経営者や管理職の場合、あなたが決断するまで他の人が動けません。

つまり決断が遅くなることで、部下の時間を奪っているわけです。・・・

多くの人は、「大事な決断は、時間をかけたほうがいい」と思っているかもしれませんが、それは誤りです。

「ファーストチェス理論」という考え方があります。チェスの名人に、チェスの盤面を見せて次の一手を言ってもらうのですが、まず「30秒」で最初に浮かんだ一手を言ってもらいます。次にさらに1時間、じっくり考えてもらって、次の手を言ってもらいます。結果、30秒の最初の手と60分熟考した手が90%も一致したのです。

つまり、「ひらめき」や「直観」というのはかなり正しいのです。・・・・

ですから、日々の決断は、30秒で即判断していく。

これが、時間を大きく節約するコツです。

☆zekkoutyou

私は「今やる・すぐやる」を合言葉にしています。

人から求められる仕事は、「時間のある時でいいです」と言ってもらっても、「すぐやります!」と答えます。

これは、30秒決断術にある

 

>あなたが経営者や管理職の場合、あなたが決断するまで他の人が動けません。

つまり決断が遅くなることで、部下の時間を奪っているわけです。・・・

 

にも関連します。

とはいえ、私はこれを読むまで、決断についてはこのような意識はありませんでした・・・。

今後、意識します。