「齋藤孝が読む カーネギー『話し方入門』」④

齋藤孝著 創元社 から続きです。

 

≪上手な話し方の秘訣≫

〇話し方のコツをつかみ練習すれば、だれでもスピーチの達人になれる

 

カーネギーのまとめ

1、大切なのは何を話すかではなく、むしろどう話すかということだ。

2、聞き手を無視して、聴衆の頭をみつめたり、床に目を落としたりする話し手が大勢いる。聴衆と話し手の間に通い合うものがなければ、意思の疎通が行われているとはいえない。

3、よいスピーチは日常会話の音声と率直さを拡大したものだ。普通の個人の集まりで話すのと同じように話すのだ。

4、誰にもスピーチの能力はある。それがうまくなるためには、練習が必要だ。人の真似をしてはいけない。自分の個性、自分独自の手法をスピーチの盛り込もう。

5、スピーチに全霊を打ち込もう。

6、四つのチェックポイント

 ①1つの文章の中の重要な語を強調し、重要でない語を軽く言う。

 ②声の調子を上げては下げ、また上げる。

 ③重要でない語は大急ぎで言って、強調したい語にもっと時間をかけるというよう  に話す速さに変化をつける。

 ④重要な語句を言う前とあとに間をおく

 

☆zekkoutyou

>大切なのは何を話すかではなく、むしろどう話すかということだ。

 

どうしても、「何を」のところで一生懸命になってしまって、原稿を読むことになってしまう自分です。

どう話すか、にたどりつきたいです・・。