「子どもがサッと動く統率のワザ」⑥

西野宏明著 明治図書 からの引用です。

 

≪子どもに話を聞かせられる先生とそうでない先生≫

 

子どもが集中して話を聞く先生とそうでない先生とに分かれます。その差はなんでしょう。

実は、話し方の原則をさらにパワーアップさせるワザがあるのです。

 

それが、非言語を活用することです。

非言語のコミュニケーションスキルです。

 

これは話し方の原則と同じく意識すればだれでもできるので、ぜひ身に付けてほしいワザです。

 

【視線】

子どもと目を合わせている

→視線を一人2秒おくことで、子どもは安心感と緊張感の相反する2つの感覚を味わいます。

 だから集中するのです。

 

【表情】

表情豊かで笑顔が多い

→笑顔でいると子どもが安心します。

 表情筋を上げるだけで、プラス思考になります。

 楽しいことが増えてきます。

 

【動き】

ジェスチャーを使う

→変化があってわかりやすいです。

 特に描写で語るときは有効です。

 

【実物】

実物を用意している

→視覚情報は圧倒的です。

 どの子も注目します。

 

 

☆zekkoutyou

タイトルに吹き出しで「新卒3年目までに必ず身に付けたい!」とあります。

この、伝えるのを忘れてしまうような、小さいことに思えるところに、基本的なワザがある。・・・ということを再確認できます。