「新卒3年目までに必ず身に付けたい 子どもたサッと動く統率のワザ68」
西野宏明著 明治図書からの引用です。
学級崩壊を防ぐ7つのカギ
≪2評価のワザ①≫
■評価するから子どもに定着する
教えたことが子どもに定着するのは、評価するからです。
子どもに変化を与えるのも評価です。
このままでいいのか、いけないのか、
どの程度目標に達しているのか、いないのかが
評価によってわかります。
子どもはどの子もよくなりたいと思っています。
しかし、活動の後に先生かたどこがどのようによかったのか、悪かったのか
評価してもらえないと子どもは不安になりやる気がなくなってしまいます。
■大事なことは子どもの口から
自己評価させましょう。
子どもは内省し、自分で納得して初めて能動的に行動します。
子ども自身がつかみ取るから、主体的に変容するのです。
自分たちの言動の良し悪しに気づかせ、子どもの口からよかったこと、良くなかったことを言わせましょう。
■評価しない先には何が待っている・・・?
評価しないと定着しません。
先生の「指導したつもり」で終わってしまいます。
よくある「言ったよね?」という言葉が増えてきます。
定着しないので先生はイライラします。
怒ります。
子どもは納得いかないので、関係が悪化します。
先生不信になります。
それが悪化すると・・。
学級が崩れていきかねません。
子どもをきちっと評価して、一人一人を高めていきましょう。
☆zekkoutyou
「言った」=「指導」 ではない という当たり前のところが難しい。
言った、で終わってしまって、そのあとの評価、フィードバックがされていない、
というのはわりと頻繁になるような気がしています。
「指導したら評価する」、というのが習慣になるまで意識して行わないといけませんね・・難しいですが、がんばりどころです。