子どもが授業に集中する魔法のワザ!

杉渕鐡良著 学陽書房 参考文献

 

≪子どもがみるみる理解する魔法のワザ!≫

⑫勉強するなら1分間、個別指導が効果大

●勉強ができない子には、個別に補習することがあります。

勉強ができない里湯はいろいろありますが、「長時間の勉強は無理」というのは共通しています。

勉強自体が嫌なのだから、

「1分だけでいいよ」

と言って、休み時間に1分だけフラッシュカードなどをやります。

「本当に1分?もう終わり?」

と子どもは喜びますが、次の休み時間にも呼びます。

「はい、2回目の1分。・・・さっきできなかったところは、今もできなかったね」

具体的にできないところを伝えます。

皆、1分の勉強なら嫌がらないのです。

 

●できないところはいつも同じ、に気づかせる

だんだんと、指導が入ります。

「君はいつもここで間違えるね。ここができない原因なんだね」

「次の1分まで、このできなかったところを一つでいいから覚えておいで」

こうして、上達する方法=上達論を教えます。

 

●圧倒的な練習量で子どもが変わる

人間同士、それほど違いはありません。

違うのは、圧倒的な練習量。

だから、「短時間×多回数」で、いつも間違るところを覚えていけばいいのです。

そうでないと、その子は永久にそのレベルのままです。

短すぎるくらいの時間でいいので、何度も繰り返していると、

「先生、ここまでやったら自然に覚えますよ」

と言うようになります。

「勉強する感覚」が磨かれた証拠です。

 

●1分の勉強なら子どもも嫌がらない。ちょっぴりをたくさん繰り返そう。

●1分を何度も繰り返し教え続けると、「ここまでやればわかりました」と子どもも言い出す。

★zekkoutyou

たしかに、1分ならお互いにやる気が続きますね。

1分でよいから、「ここまでやる!?」というくらいやる。

そして、一つ一つ、クリアしていく感覚も楽しめそうです。

自信もつきますね。