私の明日が変わる!アドラーの知恵

星一郎 海竜社 参考文献


以下引用↓↓↓↓↓↓

 

・【結果よりプロセスを大事にした方が結果も良くなります】

例 A 否定的な言葉を使って励ました場合

子「僕不器用だから工作が上手にできないんだ」

母「やる前からそんなでどうするの。やらないと上手にならないわよ」

 

  B 肯定的な言葉を使って励ました場合

子「僕不器用だから工作が上手にできないんだ」

母「早くはないけれど、とても丁寧に仕上げていると思うわ」

 

Aのように否定的な言葉を使った場合、激励になってしまって、自信はつきません。

Bはスピードはそれほどでもなかったけれども、丁寧にやったんだからいいんじゃないのと肯定的な言葉を使うことによって勇気付けがなされています。

ダメだと言う評価はオールオアナッシングです。いいか、悪いかの二者択一では人の頑張りは測れません。

だめな中の良い部分に着目してもらうようにコミュニケーションを使うわけです。

ここで1つ気をつけなければならないことがあります。不器用だと本人が言っているので、それは受け入れなければいけませんが、「いやそんな事は無い。お前は不器用じゃない」と勇気づけているつもりで言ってしまいます。

しかし、これは、全然勇気づけにはなっていません。

言っている親や上司は、勇気づけているつもりかもしれませんが、全く逆効果になってしまいます。
なぜなら、「頑張ればお前はできるんだ」と言う励ましは「今はできていないぞ」と批判しているのと同じだからです。
「やればお前だってできる」と言う激励は、「お前はまだやっていないぞ」と言う指摘だからです。

 

★zekkoutyou

ああ!!

この例!すごくわかってしまう。

「全然勇気づけにならない」方のことです。

肝に銘じます。